ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木「サルスベリ(猿滑)」。
名前の由来は、木登りが上手なサルも滑り落ちるほど樹皮が滑らかだから。
別名のヒャクジツコウ(百日紅)は花が咲く期間が長いことから。
花は紅、白、ピンクなどで、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。花は開花した日で萎んでしまう一日花だが蕾が次々と開花するため、百日紅の別名どおり100日近く咲き続ける。
樹高3~10m、花期7~10月。日当たりと風通しのよい場所を好み、公園や街路樹でも多くみられる。
花言葉は「愛嬌」「不用意」「雄弁」など。