6月5日の町田市・野津田公園のばら広場からダマスク系のオールドローズを4種。

ペルシャ(イラン)の古都名が付けられた「イスパハン」は1832年以前に作出されたもの。
鮮やかな桃色のクォーター・ロゼット咲きで咲き進むとポンポン咲きになる。
5輪前後の房咲きで花もちが良い。濃厚な香りがある。

「ヨーク&ランカスター」は1629年以前より栽培されている八重平咲きの品種。
花弁に白とピンクの絞りが不規則に現れるが白花または桃色の単色花になることも多い。
ヨーク(白)、ランカスター(赤)両家のバラ戦争にちなんで名づけられた。

「カザンラク」は桃色のロゼット咲きで花弁は波打つ。一枝に8輪前後の房咲きになる。
ブルガリアは香水用ローズオイルの世界最大規模の生産地で、カザンラクは同国最大の生産拠点であるバラの谷の中央に位置する都市。

1750年以前に作出された「セルシアナ」。ダマスク系の強い香りがある。
桃色のゆるいカップ形の花は次第に色あせてゆき白っぽい平咲きになる。
名前は園芸家の名にちなんで付けられた。


ペルシャ(イラン)の古都名が付けられた「イスパハン」は1832年以前に作出されたもの。
鮮やかな桃色のクォーター・ロゼット咲きで咲き進むとポンポン咲きになる。
5輪前後の房咲きで花もちが良い。濃厚な香りがある。

「ヨーク&ランカスター」は1629年以前より栽培されている八重平咲きの品種。
花弁に白とピンクの絞りが不規則に現れるが白花または桃色の単色花になることも多い。
ヨーク(白)、ランカスター(赤)両家のバラ戦争にちなんで名づけられた。


「カザンラク」は桃色のロゼット咲きで花弁は波打つ。一枝に8輪前後の房咲きになる。
ブルガリアは香水用ローズオイルの世界最大規模の生産地で、カザンラクは同国最大の生産拠点であるバラの谷の中央に位置する都市。

1750年以前に作出された「セルシアナ」。ダマスク系の強い香りがある。
桃色のゆるいカップ形の花は次第に色あせてゆき白っぽい平咲きになる。
名前は園芸家の名にちなんで付けられた。
6月5日の町田市・野津田公園のばら広場から。

「モーツァルト」は1937年にドイツのランベルトが作出したハイブリッド・ムスク(ロサ・モスカータに由来する系統で多花性、四季咲き性、ムスク(じゃこう)の香りをもつ品種が多い)。
鮮やかな桃色の小輪一重咲きで弁底が白い。

「安曇野」は再登場。
弁底が白い赤色の小輪一重咲き、微香。葉は濃緑色で小さい。

ここでは真ん中にモーツァルト、左右に安曇野が植えられています。
花径はどちらも3cmで、NHK出版の「バラ大百科」では花色が桃色と赤色になっていますが、ほぼ同じような色合いでプレートがなければちょっと区別がつきません。
気付いたのは、安曇野のほうが葉がひとまわり小さいようだなということだけでした。


「モーツァルト」は1937年にドイツのランベルトが作出したハイブリッド・ムスク(ロサ・モスカータに由来する系統で多花性、四季咲き性、ムスク(じゃこう)の香りをもつ品種が多い)。
鮮やかな桃色の小輪一重咲きで弁底が白い。


「安曇野」は再登場。
弁底が白い赤色の小輪一重咲き、微香。葉は濃緑色で小さい。

ここでは真ん中にモーツァルト、左右に安曇野が植えられています。
花径はどちらも3cmで、NHK出版の「バラ大百科」では花色が桃色と赤色になっていますが、ほぼ同じような色合いでプレートがなければちょっと区別がつきません。
気付いたのは、安曇野のほうが葉がひとまわり小さいようだなということだけでした。
6月5日は町田市の薬師池公園のあとは野津田公園のばら広場へ。

俯瞰すると、ごらんのように真っ盛りという状態でした。
特に写真左側のほうにある修景ばらやツル仕立ての2列は咲き競っていました。

上の写真では、いちばん手前に見えている「スーパー・エクセルサ」。
1986年にドイツのHetzelが作出したラージ・フラワード・クライマー(伸長力が特に強くしなやかなランブラー・タイプとよばれるツルばらとハイブリッドティーやフロリバンダなどが交雑して誕生した系統)。
濃いローズ色のポンポン咲きで多花性。香りはかすか。

「ファイルヒェンブラウ」は1909年にドイツのSchmidtが作出したハイブリッド・ムルティフローラ(ノイバラを交配親にしたツル性のバラの系統で、花は大きな房となって開花する。ランブラーとして扱われている)。
鮮やかな赤紫色で花弁に白のフラッシュ(縞模様)が入る。咲き進むと青みを、散り際にはグレーを帯びる。
品種名はドイツ語ですみれ色の意味だそうで、流通名は「ブルー・ランブラー」。参照しているNHK出版「バラ大百科」では流通名で記載されています。(索引にはファイルヘンブラウ→ブルー・ランブラーと記載されていたので助かりました)

「サマー・ウインド」は1985年にドイツのコルデスが作出したシュラブ。
桃色で半八重のカップ咲きから抱え咲きになる。花弁に切れ込みが入る。
「バラ大百科」では「ゾマーヴィント」で記載されていて、国内では「サマー・ウインド」という名称で売られることもあると書かれていました。

俯瞰すると、ごらんのように真っ盛りという状態でした。
特に写真左側のほうにある修景ばらやツル仕立ての2列は咲き競っていました。


上の写真では、いちばん手前に見えている「スーパー・エクセルサ」。
1986年にドイツのHetzelが作出したラージ・フラワード・クライマー(伸長力が特に強くしなやかなランブラー・タイプとよばれるツルばらとハイブリッドティーやフロリバンダなどが交雑して誕生した系統)。
濃いローズ色のポンポン咲きで多花性。香りはかすか。


「ファイルヒェンブラウ」は1909年にドイツのSchmidtが作出したハイブリッド・ムルティフローラ(ノイバラを交配親にしたツル性のバラの系統で、花は大きな房となって開花する。ランブラーとして扱われている)。
鮮やかな赤紫色で花弁に白のフラッシュ(縞模様)が入る。咲き進むと青みを、散り際にはグレーを帯びる。
品種名はドイツ語ですみれ色の意味だそうで、流通名は「ブルー・ランブラー」。参照しているNHK出版「バラ大百科」では流通名で記載されています。(索引にはファイルヘンブラウ→ブルー・ランブラーと記載されていたので助かりました)


「サマー・ウインド」は1985年にドイツのコルデスが作出したシュラブ。
桃色で半八重のカップ咲きから抱え咲きになる。花弁に切れ込みが入る。
「バラ大百科」では「ゾマーヴィント」で記載されていて、国内では「サマー・ウインド」という名称で売られることもあると書かれていました。
月見草
2010年06月08日 | 花
今回も6月5日の町田市・薬師池公園の萬葉草花苑から。

アカバナ科マツヨイグサ属の「ツキミソウ(月見草)」。花期は6~9月。
夕方の咲き始めは白色で翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色になる一夜花。ということですが…
撮影した時間は11時50分近くで、朝といえば朝ですが…、それに花は白いままだし…。

実をつけていたのは、バラ科ヘビイチゴ属の多年草「ヘビイチゴ」とグミ科の落葉低木「ダイオウグミ」。
ダイオウグミは実の大きさから別名がビックリグミ。実が凹んでいるのは虫のせいみたいです

「ヤマブキショウマ」はバラ科ヤマブキショウマ属。
雌雄異株で低地~高山帯の林縁、草地などに生える。

「ムラサキ(紫) 」はムラサキ科の多年草。初夏から夏に白い花を咲かせる。
根は暗紫色で「シコン(紫根)」として抗炎症薬に使用され、紫色の染料にも利用されてきたが、
現在は絶滅危惧種にランクされている。


アカバナ科マツヨイグサ属の「ツキミソウ(月見草)」。花期は6~9月。
夕方の咲き始めは白色で翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色になる一夜花。ということですが…
撮影した時間は11時50分近くで、朝といえば朝ですが…、それに花は白いままだし…。


実をつけていたのは、バラ科ヘビイチゴ属の多年草「ヘビイチゴ」とグミ科の落葉低木「ダイオウグミ」。
ダイオウグミは実の大きさから別名がビックリグミ。実が凹んでいるのは虫のせいみたいです

「ヤマブキショウマ」はバラ科ヤマブキショウマ属。
雌雄異株で低地~高山帯の林縁、草地などに生える。


「ムラサキ(紫) 」はムラサキ科の多年草。初夏から夏に白い花を咲かせる。
根は暗紫色で「シコン(紫根)」として抗炎症薬に使用され、紫色の染料にも利用されてきたが、
現在は絶滅危惧種にランクされている。
6月5日の町田市・薬師池公園の花菖蒲とアジサイの様子を。

花菖蒲が咲き出し、早いのはこんなに咲き揃っています。

日当たりのいい江戸系と肥後系の接するあたりは何種かが咲き競っていました。

少し上に行って。この日の様子はこんな感じ。

さらに上に行くと水をいれていない田んぼが。
日当たりが良くない場所で例年作柄が悪いため、地熱を上げる措置なのだそうです。

アジサイのほうはと言えば、この日見かけたテマリ咲きのアジサイは
白花が1輪咲いていたもの以外はアジサイ園の奥にあったこの一株だけ。

そのアジサイ園。昨年の花後に、剪定した株に品種名を書いたタグが付いていたので、もしかしたらと
期待していたのですが、うれしいことに各品種の前にプレートが立てられていました。ありがたいですね。
写真の「紅ガク」がいちばん咲いていた株ですが、他に「七段花」「乙姫」「黒姫」「清澄沢」「秋篠テマリ」
などが咲き始めていました。

花菖蒲が咲き出し、早いのはこんなに咲き揃っています。

日当たりのいい江戸系と肥後系の接するあたりは何種かが咲き競っていました。

少し上に行って。この日の様子はこんな感じ。

さらに上に行くと水をいれていない田んぼが。
日当たりが良くない場所で例年作柄が悪いため、地熱を上げる措置なのだそうです。

アジサイのほうはと言えば、この日見かけたテマリ咲きのアジサイは
白花が1輪咲いていたもの以外はアジサイ園の奥にあったこの一株だけ。


そのアジサイ園。昨年の花後に、剪定した株に品種名を書いたタグが付いていたので、もしかしたらと
期待していたのですが、うれしいことに各品種の前にプレートが立てられていました。ありがたいですね。
写真の「紅ガク」がいちばん咲いていた株ですが、他に「七段花」「乙姫」「黒姫」「清澄沢」「秋篠テマリ」
などが咲き始めていました。
生田緑地ばら苑から、今回はアメリカのバーナー作出のバラを3種。

「アプリコット・ネクター」は1965年作出のフロリバンダで強い香りがある。
数輪の房になって咲き、花つきは中程度。秋は1輪咲きになることが多いとのこと。

名前のとおりアプリコット色の丸弁カップ咲きでフロリバンダの中では比較的大輪。

「ジーン・ブーナー」は1968年に作出したフロリバンダ。

同じくフロリバンダの「ゾリーナ」は1963年の作出。

こちらはつるバラの「ゾリナ」。プレートは従来からのもので1963年アメリカ作出とあります。
前出の「ゾリーナ」は新しいプレートで「Zorina」と英名があり、もとは同じものでしょうね。
撮ったものを比べると、つるのほうがオレンジが濃いようです。

「アプリコット・ネクター」は1965年作出のフロリバンダで強い香りがある。
数輪の房になって咲き、花つきは中程度。秋は1輪咲きになることが多いとのこと。


名前のとおりアプリコット色の丸弁カップ咲きでフロリバンダの中では比較的大輪。


「ジーン・ブーナー」は1968年に作出したフロリバンダ。


同じくフロリバンダの「ゾリーナ」は1963年の作出。


こちらはつるバラの「ゾリナ」。プレートは従来からのもので1963年アメリカ作出とあります。
前出の「ゾリーナ」は新しいプレートで「Zorina」と英名があり、もとは同じものでしょうね。
撮ったものを比べると、つるのほうがオレンジが濃いようです。
生田緑地ばら苑からイギリス・北アイルランドのディクソン社が作出した2種。

フロリバンダの「ワイルド・ローバー」は2007年に作出した新しい品種。
花弁は14枚で濃紫色。芳香がある。

1964年に作出したフロリバンダの「フラワー・ガール」。正式名称は「シー・パール」だそうです。
この2枚は22日に撮影したもの。

半剣弁高芯咲きの中輪で花色はコーラルピンク。
こちらは29日に撮ったものですが花色が全般に薄くなっていました。
ディクソン社作出のバラでブログに載せたものとしては「プリンセス・ミチコ」、「タンジェリーナ」、
「エメラルド・アイル」があります。


フロリバンダの「ワイルド・ローバー」は2007年に作出した新しい品種。
花弁は14枚で濃紫色。芳香がある。


1964年に作出したフロリバンダの「フラワー・ガール」。正式名称は「シー・パール」だそうです。
この2枚は22日に撮影したもの。


半剣弁高芯咲きの中輪で花色はコーラルピンク。
こちらは29日に撮ったものですが花色が全般に薄くなっていました。
ディクソン社作出のバラでブログに載せたものとしては「プリンセス・ミチコ」、「タンジェリーナ」、
「エメラルド・アイル」があります。