賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

サザンカ 「春雨錦」 「昭和錦」

2014年12月13日 | 椿・サザンカ
10月24日に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したサザンカを。

「春雨錦」
  
1977年に肥後さざんか協会に認定された比較的新しい肥後サザンカ。
白地に桃紅色の覆輪ぼかしが入る一重の極大輪。花期は11~12月。


「昭和錦」。ちょっとピントが…。
  
白地に紅色ぼかしの一重、大輪。花期は11~12月。
1960年代に熊本から発売された品種だが、肥後サザンカには認定されていない。

バラ 「フレンドソニア」 「ブライダルソニア」

2014年12月12日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園から、
神奈川県農業技術センターが作出した「ソニア」の枝変り品種を2種。

5月28日に撮影した「フレンドソニア」。
  
淡桃色で花弁基部が淡黄色の剣弁整形咲き。花径10cmで花弁数は25~29枚。
1979年に二宮町の神奈川県園芸試験場で栽培中の「ソニア」の中に花色が淡桃色で花弁基部の色が淡黄色の1個体を発見。これを接木繁殖して1982年にその特性が安定していることを確認して「フレンドソニア」と命名し育成。1985年に品種登録(登録番号第800号)、2003年1月23日に権利消滅。

  
こちらの2輪は10月24日の撮影で「ソニア」よりも黄味が強いという特徴がよく出ているようです。


春には開き始めたばかりの1輪だけだった「ブライダルソニア」も10月24日に3輪撮影できました。
  
「ソニア」より赤味の濃いピンク色の大きめの花を咲かせる。
花径10cm、花弁数が30~34枚の剣弁高芯咲き。
1985年1月23日に品種登録(登録番号第801号)、2003年1月23日に権利消滅。
(品種説明部分は神奈川県のホームページから引用)



サザンカ 「鳳凰錦」 「和合神」 「プランテーション・ピンク」

2014年12月11日 | 椿・サザンカ
ダリアが終了したのでツバキを始めようと思いますが、ここのところ出かけていないので、
まずは10月24日に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したサザンカのストック画像から3種。

  
「鳳凰錦」。
実は2009年12月2日に川崎市緑化センターで撮影した濃ピンク一色の花を、
“ネットで検索すると一重の大輪で花色は白地に紫紅ぼかしとあるのですが…。”と
言い訳しながら載せているんです。
白地に紫紅ぼかしという花色には今回の方が合致しているので訂正がてら初っ端に取り上げました。

  
「和合神(わごうじん)」。
白地で弁縁に紅色のぼかしが入る。中輪で花期は11~12月。

  
「プランテーション・ピンク」。ピンクの一重、大輪。

バラ 「ラウプリッター」 「ザールブリュッケン」

2014年12月10日 | バラ
ドイツのコルデスが作出したバラを2種。


「ラウプリッター」は神奈川県立花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”で5月23日に撮影。
  
1936年に作出したシュラブで原種ロサ・マクランサの形質を引く珍しい園芸品種ということです。
ころころとした桃色の小さくかわいいカップ咲きの花で、花弁の縁に少しくぼみがある。
一季咲きだが花もちがとてもよく、長い間花を楽しめる。香りはほとんどしない。


「ザールブリュッケン」は5月28に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影。
  
検索してみましたが、バラの品種についてはヒットしませんでした。
園の名札にある“独:コルデス 1959作出”だけが判明しているデータです。



ダリア 「ナマハゲパープル」 「ナマハゲノアール」 「ナマハゲマジック」

2014年12月09日 | ダリア
11月7日の神代植物公園・ダリア園から、著名なダリア育種家の鷲澤幸治氏と
秋田県のコラボレーションで誕生した「NAMAHAGEダリア」を3種。

まずは「NAMAHAGE パープル」。
  
ダリアでは難しいといわれるパープルの中大輪品種で、独特なビロードがかった色合いが印象的。

  
「NAMAHAGE ノアール」はチョコレート色のボール咲き品種。茎が堅く扱いやすい。

  
中心が濃い紫色の「NAMAHAGE マジック」。少しずつ色の深みが増していく。
『ジャパンフラワーセレクション2013』の切花部門で「フラワー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
NAMAHAGEダリアシリーズは他に何種かありますが、それは来年以降の楽しみに取っといて…。

今年のダリアは初めて撮影した品種の紹介がほとんどで、
まさか、ここまで引っ張ってこれるとは思ってもいませんでした。
ダリアの掲載は来年の7月頃に再開するつもりです。



バラ 「クレア・オースチン」 「プリンセス・アン」

2014年12月08日 | バラ
「神奈川県立 と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」から、
デビッド・オースチンのイングリッシュローズを2種。

「クレア・オースチン」は10月20日に撮影。
  
淡いレモン色のつぼみが開くと、カップ咲きになり、クリーミーホワイトの大輪へと開いていく。
中心部は少しくずれた感じだが、花びらは円状に美しく並ぶ。強いミルラの香りがある。2007年作出。
アーチ状のシュラブはミディアムグリーンの葉がたくさん茂り、つるバラとしても利用できる。
クレア・オースチンはデビッド・オースチンの娘で、アイリス、シャクヤクなどを専門にしたナーサリーを経営。


「プリンセス・アン」は5月23日の撮影。
  
濃いピンクの花は大きめの房咲きになって長期間に渡って花を咲かせる。
中くらいのティーローズの香りがあり、コンパクトに茂り、まっすぐな株立ちになる。
葉はツヤツヤとして病気に強く、大きめの鉢や生け垣としても最適。
2011年作出で、イギリスの育種家が選ぶ、2011年度の最優秀新品種のバラに選ばれた。
花名はエリザベス2世の第一王女にちなむ。



ダリア 「夜行列車」 「里の夜」 「暖」 「星影の街」

2014年12月07日 | ダリア
11月7日の神代植物公園・ダリア園から。

ここの名札は「夜光列車」になっていましたけれど、ダリア通販のAGSさんのカタログでは
「夜行列車」です。作出者は秋田国際ダリア園の鷲澤氏。
  
「夜行列車」は黒紅色のセミカクタス咲き、中大輪。
昔は帰省するのによく利用していましたが、いまはそういう類の夜行列車はなくなってしまいましたねぇ。

  
「里の夜」。車窓からはチラチラ見える里の灯がいくつも流れていきました。

  
「暖」。今の時期の夜行列車ではスチーム暖房が効き過ぎることもありました。

  
「星影の街」。冷気で星がくっきり見えるのも今時ですね。



「パルメンガルテン・フランクフルト」 「カーディナル」 「ビショッフスタット・パデルボルン」

2014年12月06日 | バラ
今回はドイツのコルデス作出のバラを。

1988年作出のシュラブ「パルメンガルテン・フランクフルト」。撮影は5月28日、大船植物園で。
  
濃いローズピンクの半剣弁平咲き。花弁数は18~25枚。微かな香りがある。
開花につれて枝が垂れ下がり地面を覆うようになる。多少の日陰でもよく咲き、扱いやすい。
花名はドイツの有名な植物園「パルメンガルテン」にちなむ。1992年ADR受賞。


「カーディナル」は1985年作出のハイブリッド・ティー。花菜ガーデンで5月14日撮影。
朱色を帯びた明るい赤色の剣弁高芯咲き。花弁数は30~35枚。
切花品種として利用され花もちと香りがよい。コンパクトに鉢植えにしても楽しめる。


「ビショッフスタット・パデルボルン」は1964年に作出したシュラブ。
5月30日に神代植物公園で撮影したのですが、ここにはもう一株ありまして、
  
こちらの名前は「ビショッフスシュタット・パダーボーン」とあり、系統はつるバラ(Cl)になっています。
シュラブと記載した方が新しいプレートのようですが、そちらも仕立てはつるバラ仕様になっています。



ダリア 「初化粧」 「淡い恋」 「映美里」 「美姫」 「花えくぼ」

2014年12月05日 | ダリア
11月7日の神代植物公園・ダリア園から。
  
「初化粧」。桃底白の水蓮咲きで中輪。秋田国際ダリア園の鷲澤氏作出。

以下はデータが見つからなかったので品種名だけです。
  
「淡い恋」

  
「映美里(えみりー)」

  
「美姫」

  
「花えくぼ」



「トーナメント・オブ・ローゼス」 「バニラ・パヒューム」 「パーパ・ジョン・ポールⅡ」

2014年12月04日 | バラ
今回はアメリカのJ&P社のバラを。
  
「トーナメント・オブ・ローゼス」。
中心が珊瑚色を帯びる桃色の珍しい花色をしたグランディフローラ。
半剣弁高芯咲きで花弁はわずかに波打つ。微かな香りがある。
1988年にW.A.Warrinerが作出。
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で5月28日に撮影。

  
「バニラ・パヒューム」は1999年にK.W.Zaryが作出したハイブリッド・ティー。
クリームベージュ色の剣弁高芯咲きで花弁数は35枚。香りは中くらい。
撮影は5月30日の神代植物公園。

  
「パーパ・ジョン・ポールⅡ」はK.W.Zaryが2006年以前に作出した純白のハイブリッド・ティー。
平塚市の花菜ガーデンで5月14日に撮影。



ダリア 「祝賀会」 「秋祭」

2014年12月03日 | ダリア
11月7日の神代植物公園・ダリア園から。

「祝賀会」。
  
赤色に爪白のインフォーマルデコラ咲きで中輪。秋田国際ダリア園の鷲澤氏が作出。
紅白は日本のお祝いの色ですね。


「秋祭」。
  
こちらは朱橙に底黄で日本の秋を象徴するような色合いです。



バラ 「ラブ・ポーション」 「ブラス・バンド」 「ハイジ」

2014年12月02日 | バラ
今回はアメリカのJ.E.Christensenが作出したバラを。
 
「ラブ・ポーション」。
1993年作出の濃赤紫色、丸弁高芯咲きのフロリバンダ。
  
花弁はときとして波打つ。強い香りがある。
分枝した花茎には1輪ずつ咲くことが多くフロリバンダ系としては花数がやや少ない。


「ブラス・バンド」も1993年作出のフロリバンダ。
  
明るいオレンジ色で外側ほど黄色みがかる。丸弁カップ咲きから平咲きになる。花弁は波打つ。
以上の2種は神奈川県立フラワーセンター大船植物園で5月28日に撮影。
なお、園のプレートには両種とも1995年J&P作出と表記されている。


もう一種「ハイジ」。1978年に作出したピンクのミニチュア(パティオ)。
撮影は平塚市の花菜ガーデンで、撮影日は順に2013年10月21日、同11月6日、2014年10月20日。

そして2009年11月3日とだいぶ前に、町田市の野津田公園ばら広場で1輪だけ撮影していた“HEIDE”。
検索しても品種については全然ヒットしなくてそのままにしていたのですが、
花菜ガーデンのデータが見つかり、仲間と一緒にようやく陽の目を見ることに…。



ダリア 「瀬戸の花嫁」 「千曲川」 「緋雨」 「純子」

2014年12月01日 | ダリア
11月7日に神代植物公園のダリア園で撮影したダリアから、曲名のついた品種を。


「瀬戸の花嫁」。
  
作詞:山上路夫/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎/歌:小柳ルミ子。1972年4月に発表。

  
「千曲川」。
作詞:山口洋子/作曲:猪俣公章/編曲:森岡賢一郎/歌:五木ひろし。1975年5月にシングル発売。
  
「緋雨(ひさめ)」。アレッ!?
歌のほうは「氷雨」ですね。作詞・作曲:とまりれん/歌:佳山明生で1977年12月デビューシングル発売。
1981年12月に再発売したがヒットせず、1982年7月の再々発売がじわじわと売れ出し、
翌82年10月に箱崎晋一郎、12月に日野美歌がカバー、競作となり累計売上150万枚の大ヒットになった。


「純子」は作詞・作曲:遠藤実/歌:小林旭。1971年11月発売。
実は9月13日に町田ダリア園で撮影した「純子」を紹介しているんですが、せっかく撮ってきたものですから再登場させました。(花色の濃さがずいぶんと違います)
あと、「赤ちょうちん」( 作詞:喜多條忠/作曲:南こうせつ/歌:かぐや姫)は“色”のくくりで紹介済みです。