よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

こんな時でも競争か。

2011年03月16日 | Weblog

6日目。

未だ、海沿いの仲間の消息不明。


強烈に寒い。。避難場所の方々はもっと不安だろう。


これから…を考えると、ガソリン少なくても直売所に納品。
地元の道の駅と、直売グリーンアップ。
市場経由の流通がストップしているため、
毎日少しずつ買い物しているお年寄りが
「あ~、良かった~!開いててくれて助かるわ!」
と続々入店。野菜から次々はけて行く。

会員の中には、野菜など商品はあるが、ガソリン無くて
納品出来ない人も多数。
廻ってあげられるだけあればいいが…明日からは私も自転車を真剣に考えねば。。
在庫の玄米もちも少し値引きで、全て置いてくる。

相変わらず、今日も開かないスタンドに行列。。


今回、被災地に居る当事者として思う。テレビ・ラジオの力は大きいと。
だからこそ、彼ら自身でもう少し考えてほしいと思う。

携帯が通じたって、こんなデカい災害が起こればまだまだテレビ・ラジオ。
余震やら原発情報やらで復旧作業中も情報源として流しっぱなし。怖いもの。

そもそも、災害ダイヤルやネットと言われても、災害後は全く機能していない、というか繋がらない。



なのに…

今日もそうだが、テレビは「ワイドショー化」しちゃってる気がする。
家族が助かったり、逆に助からなかった人をクローズアップして演出してドラマにし、
スタジオではシャワーでさっぱりした顔で神妙な顔。。。

もちろん当人達は真摯な思いでやってるのだろうけれど…(そう思いたい)

思うのは、
テレビ局各一局で現地リポーターを、という以上に各番組で派遣してる。
そんな余裕あるんだ!?結局「ネタ」なんだ…と思ってしまう。

同じ日本人が信じられないほどの災害にあって、とんでもない思いしてるのに、
この国最大の天災なのに、、、まだ、視聴率欲しいのかぁ…競争なのか…と。

ホントに気の毒だ、やばいんだ!と思うなら、、
こんな災害ん時くらい、報道者として、本当に力を使ってほしい、貸してほしい。

ネットワークを活かして局同志で協力し、バラバラでなくって、各局が被害区域割り振って担当して、
そこを責任持って徹底的に取材する。
行方不明とかの情報、
避難場所、
不足物資の把握
をとことん取材して、気になる地域はそこのチャンネルで全て把握出来るほどに。
系列局や全国へ連携してその情報を発信。
それを現地の動きと連携させていけばもう少し、もう少し被災者の為になるんじゃないか。。
それは「報道者」しか出来ない事、やるべき事ではないのか?

それで、結果として最大の被害が、最小の犠牲で救われるなら、すばらしいではないの!

今のように、番組ごとに、上っ面だけ適当になぞってるだけじゃ、とても報道にすらなっていないと思う。

見る側が…少なくとも、心身ともに疲れている被災者が、あちこちバラバラな情報をバラバラに垂れ流されて、
各局バラバラな情報募集先に連絡する余裕…ない事くらいわからないんだろうか??



ホントに、必死なんだよ!