よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

10周年。

2011年04月28日 | Weblog

地元の道の駅が10周年を迎えた。

本来であれば、開業日の今日を皮切りに記念イベントをスタートさせるはずだった。

残念ながら今回の震災で計画変更せざるを得なくなりましたが、
お盆明けくらいから記念の催しを考えていきます。

ともあれ記念日という事で、
夕方よりレストランで関係者が集い、ささやかに祝いの時間。

私もオープン当初から関わって来たメンバーの一人。
当時は自身もとにかく一つでも「売り場」を増やしたく奔走していた時期。

当初「あそこに道の駅が出来ても流行んないでしょ!」
という声ばかりで、直売所も入会希望者が少なく、
好きなだけ自分のコーナーが取れるほど生産者が居なかったっけ。。

が、いざオープンして、予想をくつがえす大盛況はホント、ありがたかった~。

それから10年はあれよあれよと右肩あがりで来ました。

けれども今、大きな転換期。
道の駅だけではなく、直売所も飽和状態になり、
流通の変革による『産直』という付加価値は一般的なものになり、
「お店とお客さんがどうつながるか!?」
そして
「生産者としてどーやってお客さんに自分を伝えるのか?」
を改めて考えなくてはならない時期に来た。

直売所の個性はやはり生産者の個性。
それが大きな流れの中で、状況も味方して
「いいもの作りさえすれば売れる」状態が続き、埋没してしまった感が。

が、まだまだ大きな可能性を含めた場所である事には変わりない。
直売所だけではなく、あ・ら・伊達な道の駅全体として、
これからの10年もすばらしいものになるように、その中の一人として努力したい。