久しぶりの雨。ちょうどいい雨。
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庭の影っこにある山吹がとてもキレイに咲いています。
ちょっと疲れがたまってきたので、一回休憩しようとタケノコ山はお休みに。
地元の方からお弁当のご注文頂いて、今日は久しぶりに。
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たけのこふんだん。山菜づくし。
母の日なので山吹の花も添えました。
夕方早くあがってビール片手に映画でまったり。
もう何度目かになるmission-Impossible。何度見ても面白い。
たけのこ茹で。
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掘ってすぐ薪で茹でてますが、この白い泡がアク。
たけのこの固さ。
これは掘ってからの時間と、一回目の茹でで決まります。
生をお買い上げの方には「沸騰してから40分〜1時間」とお伝えしますが、
薪風呂があたたまる、というのと一緒で薪の場合は熱の入りがいいので、
沸騰したらすぐ火を消します。
たけのこの固さ。の意味の違い。
たけのこを販売始めた当初「やわらかいの!やわらかいのが欲しい!」
という声に応えなくては、と沸騰してからも30分ぐらい炊き続けていました。
一晩置いて食べてみると、やわらかい。正解だと思ってました。
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けれど、お弁当の心の師匠、岩出山キッチン城山のお母さんと、
タケノコ調理の話した時にいわれました。
「なんだべ〜、あんだっ!
そんなに煮たらばタケノコの食感も旨味もぬけっぺっちゃ!」
と。
そっから色々試行錯誤して、なるほど、と腑に落ちました。
それでたどり着いたのが、沸騰したら火を落とす(薪の場合)。
山菜はアクがあります。
もちろんアク抜きは必要ですが、アクの苦味もまた旨味。
たけのこは一回目にアク抜きして、さらに煮たり焼いたり揚げたり料理します。
掘ってから一度目でとことんやっちゃうと、アクも抜けきり食感もベロベロに。
それでは ただ柔いだけ。
ただ柔い、と、ちゃんと噛む食感のある柔いは違う。
このあたりは言葉では伝えにくく、経験しないとなかなかわからない事かもしれません。
炭焼きやってたときも、いい炭焼くのになんでなんで?と、何冊も本を読み漁っても、
結局経験から得てしか得られない答えがありました。
産地と産物と旬。
そういうところを伝えるためのタケノコ産直ルートを作って2年目?か。
いいご縁ができて生産者の私、運んでくれる流通の方、小売店へ運んでくれる方、そして小売店。
関わりのなかった分野の事も知り、教えられ、まだまだこれから。
なんと便利な! 産物を届ける仕組みがこんなにたくさんある!
と、思っていた今日このごろでしたが、
本質を置き去りになってる仕組みのなんと多いことか。
と、やってみるとたくさんの事に気付かされています。
コロナウイルスもあり、デジタルのように凹んだり凸ったり、簡単にいかないのが人間。
生活すること生きることを考える時間をもらってる人、多いと思います。
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