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Pretenderの備忘録

ベルリン・フィルと子どもたち

2005-02-06 22:01:45 | 映画
遅ればせながら、ユーロスペースにてベルリン・フィルと子どもたちを観た。
これは、音楽ドキュメンタリーの側面もあれば、ダンスドキュメンタリーの側面もある。しかし、教育映画だと思う。ベルリン在住のさまざまなバックグラウンドを持つ子供たちが、エネルギーを出して、能力を短期間に高めて、素晴らしい達成をするという教育映画だと思う。サイモン・ラトルがこのプロジェクトを創めたのはそういう狙いだと思うし、ロイストン・マルドゥームを持ってきたのもそうだろう。若いエネルギーの凄さには圧倒されて、正直、憧憬と嫉妬のようなものも感じたかなあ。
音楽映画としては、ベルリンフィルのリハーサル風景がふんだんに盛り込まれており、昨年のマーラーのチケットを入手できなかった僕としては春祭でも非常に面白かった。なるほどね、そういう解釈して、そうやって打楽器を鳴らすわけねみたいな。リハーサルは過去に小澤さんとグレーメルをボストンで、シノポリのマーラーをNYで見たことがあるが、それぞれ、指揮者の個性と楽団との関係が出て面白い。画像で見る限りは、ラトルと楽団にいい意味の緊張感があり、掌握している感じがした。ラトルを初めて生で聴いたのは14年前のボストンのマーラー7番で、4番と並んでつまらない曲を凄い迫力でやってくれて、それから注目していた。あれよあれよの、大出世。
ダンスというのが、教育の鍵なのかなと思った。芸術であるが、同時に肉体のエネルギーを非常に要求される。そこがポイントなのかなと。
挑戦とか向上とか規律とか、特に最近の若い世代が忌み嫌いそうな言葉と正面から向かい合って勝利した記録の映画ではないだろうか。


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洋食 ランチ 新宿 クリームクロケット

2005-02-06 21:50:49 | グルメ
京王百貨店のクリームクロケットという洋食屋。パリの朝市の姉妹店らしい。
12:30過ぎくらいから並ぶが、12時前ならば大丈夫なことが多い。
お薦めは、チョイスランチ。1300円弱で、二品選べる。今日の僕は、牡蠣フライ(小さ目が三つ)とロールキャベツ(和風味、二つ)。それとパンかライス。他にもコロッケだと二つ。いろいろと楽しめる。二人だと、四種類楽しむことも可能だ。食後にコーヒーをつけても一人1500円。パリの朝市のデザートをつけるともうちょっとかかるが、お薦め。店内はシンプル。

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