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Pretenderの備忘録

SAYURI

2006-01-14 22:18:23 | 映画
これ、邦題なんですかね、映画のテロップ観てると、memoir of Geishaでしたね。

正味2時間半。長かった。
前半が、貧しい戦前の日本を描いて、置屋に売られる幼子という話。これは最近の若い子や外人には新鮮な話かもしれません。子役、演技力なかなかあるなと思いました。
中盤が、芸者同士の争いですね。サユリの感情のひだの描き方がイマイチという感じがしました。
そしてハリウッド映画らしい結末。
正直、かなり白けて、そもそも何を表現したかったのかも疑問。古き日本を描きたかったのであれば、それなりに一部成功していたと思います。
ラスト・サムライが受けたので、日本的なものを作ってみたかったのでしょうか。古きよき芸者っていうのが昔はいてということなんでしょうか。

僕は実際に芸者さんのお座敷を経験したことは若い頃つれられてちょっとしかないですけど、説教されてありがたいと思ったことはありました。
今は本当に踊りも三味線もできない人ばかりで、VIPが来ると、踊りは日舞の名取が、三味線も清元連中が来たりするそうです。「芸者」と呼ばれる人は、この映画の最後にも出てきましたけど、着物着てお酌するコンパニオン。

コメント
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