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Pretenderの備忘録

團菊祭五月大歌舞伎 昼の部

2006-05-20 21:33:39 | 歌舞伎
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1階15列10番

江戸の夕映
海老蔵、菊之助、松緑の三人による芝居。三人の祖父、父と三代にわたり受け継がれてきた。
歌舞伎らしさがない芝居。見得もないし。三谷やコクーンの方がはるかに歌舞伎らしい。ちょっと長い。心理劇風なところもあり。
三人はそれぞれはまり役だとは思う。

雷船頭
楽しい踊り。松緑が意外にすっきりとしていた。右近は色々な人と共演させてあげたいもの。

外郎売
歌舞伎十八番。團十郎復帰の狂言。菊五郎との口上もあり。存在感があります。元気になられて良かった。考えてみると團十郎の外郎売は襲名以来21年ぶり、笑。
曽我物は、照明も思い切り明るいし、舞台の背景も鮮やかで、豪華絢爛、正月にかかるのが多いというのが良くわかる。

権三と助十
世話物。菊五郎らしい町人。三津五郎は器用に何でもこなして安心感がある。左團次の六郎兵衛もそれなりの味があり、田之助は出番が本当に少なかったけど、笑。

今日は、マイミクの栗坊さんと、本ブログにコメントを残してくださるかさんと三人で観劇。食事は鳳凰で團菊膳(栗さんのブログに写真が載るはず)、幕間でアイス最中とお茶。終わって、鳴神でお抹茶。落語に造詣の深いお二人の落語話や歌舞伎の話で楽しいひと時でした。お二人ありがとうございました。またね。


コメント
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