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Pretenderの備忘録

パリ管弦楽団

2007-11-07 23:44:45 | 音楽 Classic
サントリーホール 2階LD4列1番

パリ管弦楽団
指揮 クリストフ・エッシェンバッハ
ピアノ ラン・ラン

ベートーヴェン :ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
アンコール ワーグナー/リスト編曲 :楽劇『トリスタンとイゾルデ』から愛の死

ベルリオーズ :幻想交響曲 op.14

アンコール スメタナ :コメディアンのダンス

ラン・ランには縁がある。5年前に初めてフィラデルフィアでソロリサイタルに行った。彼はフィラデルフィア出身。その後、フィラデルフィア管弦楽団に出演したし、ポリーニを聞きに行ったシカゴで代役だった。また、来日では、マーラーのプログラムに行くと、彼が出ていることが二回くらいあった。だから計6回目くらいではないか。最初に見た彼は、エネルギッシュに、わざとらしく大仰に演奏し、それが観客に受けていて、なんとも嫌な感じがした。それが今日は、非常にすっきりと演奏しているという感じで、自然に聞くことが出来た。
なぜ、今日のチケットを取ったかつらつら思い出していたら、幻想だった。今年は、春にミョンフン、夏に大野さん、そして小澤さん等、幻想が多かったので、聞き比べる意味もあったのだった。しかしながら、サイトウキネンは、台風で列車が止まっていかれなかったのだった、苦笑
今日の幻想、かなり、シャープでメリハリがついていて、指揮をしている人もオケも楽しんでいる、この曲が好きなんだろうなというのが伝わってくるような演奏だった。ちなみに今日の指揮者は、見た目が生理的にダメ。彼に必要以上に手を握られ、仮屋崎さまに前回同様花束を贈られたラン・ランはどうなっちゃうか心配、笑

コメント
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