七月大歌舞伎 夜の部

新橋演舞場　2階右列27番


一、将軍江戸を去る（しょうぐんえどをさる）

　　　　　　　　　　　　　　　　徳川慶喜　　　　　　　團十郎
　　　　　　　　　　　　　　　山岡鉄太郎　　　　　　　中　車
　　　　　　　　　　　　　　　間宮金八郎　　　　　　　猿　弥
　　　　　　　　　　　　　　　吉崎角之助　　　　　　　月乃助
　　　　　　　　　　　　　　　　天野八郎　　　　　　　右　近
　　　　　　　　　　　　　　　高橋伊勢守　　　　　　　海老蔵




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　亀治郎改め猿之助
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中　車
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初舞台團　子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幹部俳優出演


三、猿翁十種の内　黒塚（くろづか）

　　　　　　　　　老女岩手実は安達原鬼女　　亀治郎改め猿之助
　　　　　　　　　　　　　　　山伏大和坊　　　　　　　門之助
　　　　　　　　　　　　　　　山伏讃岐坊　　　　　　　右　近
　　　　　　　　　　　　　　　強力太郎吾　　　　　　　猿　弥
　　　　　　　　　　　　　　　阿闍梨祐慶　　　　　　　團十郎


四、楼門五三桐（さんもんごさんのきり）

　　　　　　　　　　　　　　　　真柴久吉　　猿之助改め猿　翁
　　　　　　　　　　　　　　　　左枝利家　　　　　　　段四郎
　　　　　　　　　　　　　　石川五右衛門　　　　　　　海老蔵

将軍江戸を去る、何度見てもつまらない芝居。
確かに、縁がある芝居であり、中車でビューにはいいのかもしれないが。
中車は声が枯れている。今後の舞台での課題だろう。

口上、市川宗家というのを前面に出した、ある意味政治的な口上。
新猿之助の父親の段四郎まで出なくていいのかという感じはある。

黒塚、それなりに見応えがあったと思う。
猿弥や猿之助の身体能力に改めて感心。

楼門五三桐、猿翁が復帰したというのが全て。
アンコールは感動した。

飯田橋 うなぎ 志満金

うなぎ料亭での恒例の宴会。
今年はうなぎが高いそうで、小さいように感じた。
大阪の松竹座で、鎌倉のうなぎ弁当を時々食べるが、うな重を食べるのは久しぶり。