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Pretenderの備忘録

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

2012-07-25 23:32:16 | 映画
下高井戸シネマ レイトショー

これ、オフ・ブロードウェーで観ていない。
そのあと、日本で三上博史、山本耕司がやったけど、そもそも翻訳劇はあまり好きでないので行かなかった。

しっかりした楽曲、根底に流れる哲学的な思考とそれをモチーフにした詩、時代とアメリカやドイツがよく描かれていて、なんとも良い作品だと思う。テーマは思いが、音楽がそれを救ってくれている。舞台では、アメリカやドイツを描くのは難しかったのではないか、ここは映像の強みが出たなあと思う。これを舞台で日本人がやるのはきついだろうなあとも思う。

クレジットをみていたらサンダンスがアシストをしていて、レットフォーフドは良い仕事をしたなあと改めて思う。
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日本の面影

2012-07-25 23:21:15 | 芝居・ミュージカル・バレエ
俳優座劇場 14列17番

脚本 山田太一
演出 鵜山仁
出演 草刈正雄 紺野美沙子 長谷川稀世 金内喜久夫 瀬川菊之丞 磯辺勉 大西多摩恵 石橋徹郎

すぐれた映像脚本家に、すぐれた舞台演出家。役者は映像出身者が多いが、舞台経験も豊富。
山田太一らしい、ハーンの内面と日本の歴史を時代を追って描いた作品。
しみじみと良い作品だが、音響や時代背景の描写に舞台としての限界を感じてしまうところがあり、映像向きかなと思ったりもした。
千秋楽ということもあるが、満席だった。
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