代々木上原 カフェ dish

オペラの帰りに歩いてみる。20分ちょっとかかった。

FKと比較して明るいカフェ。ちょっとした食べ物から、アルコール、ノンアルコールまである。
笹塚にもこういうのがあったが、もう無くなってしまった。

いかにも上原らしい雰囲気と客層のカフェ。

ピーター・グライムズ

新国立劇場　2階L9列5番

指揮　リチャード・アームストロング
演出　ウイリー・デッカー

ピーター・グライムズ　スチュアート・スケルトン
エレン・オーフォード　スーザン・グリットン

女王即位周年、オリンピック等の英国年ということで、ブリテンの作品で幕開け。
疎外をテーマにした暗い重い話だが、美しい音楽である。
合唱が非常に重要で、重厚なものとなっている。
歌手陣も立派な声量だ。

演出は黒を基調にして、幾何学的な簡単なセットで角度を付けるという流行り。
港町という背景がわかりにくかったと思う。

20世紀音楽は、わかりにくいものが多いが、ブリテンの作品は19世紀の延長線上にあり、わかりやすい。

篠山紀信展 写真力

東京オペラシティ　アートギャラリー

死の直前の有名なジョンとヨーコから始まる。
最初は、GODというスペース。すでに亡くなった人。美空ひばりも死の直前でやはりエネルギーのなさを感じる。三島も死の直前だがこちらは怖いくらい。夏目雅子、大原麗子（元気な頃）、渥美清等々。ここに例えば、大地喜和子とかがないんだよなあ。

Spectacle、ここでは東京ディズニーランドや歌舞伎が多い。歌舞伎も仁左衛門、海老蔵、勘三郎親子、玉三郎が中心。ちょっとさびしいなあ。

Body、ここではダンスや女優のヌード、相撲等々。

Accidents,そもそも、震災についてこのタイトルはちょっと軽いのではないか。普通の人を撮らせると、面白くもなんともないのがよくわかった。

商業的に成功した写真家を通して、芸能界の歴史を表面的に垣間見るというのには良かった。三島は別だが。