びわ湖ホール
指 揮：沼尻竜典（びわ湖ホール芸術監督）
演 出：ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
照 明：齋藤茂男
音 響：小野隆浩（びわ湖ホール）
演出補：伊香修吾
舞台監督：幸泉浩司
■管弦楽 京都市交響楽団
■キャスト（３月２日）
ジークフリート クリスティアン・フランツ
ミーメ トルステン・ホフマン
さすらい人 青山 貴
アルベリヒ 町 英和
ファフナー 伊藤貴之
エルダ 竹本節子
ブリュンヒルデ 池田香織
森の小鳥 吉川日奈子
3年目となるリング。今年は、外国人キャストを2日にバランスしてバラけさせた。確かに同じ価格で、外人キャストと日本人キャストの日はどうなのと思っていた。
ハンペの演出は、過去2回の流れ。映像を駆使して、映像とセットが一体化して自然に見える。こうした技術は今後も進化するんだろう、3D的になる日も遠くないだろう。
おとぎ話にリアリティをもたせるという不思議な結果。特撮っぽいというか。
歌手は迫力あったが、3幕でブリュンヒルデが今ひとつ弱い。別の日はここが前回と同じ配役で迫力あるだろう。
神奈川県民ホールとの共同制作をやめて十年は経たないが、新しい試みはエキサイティングだ。
