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Pretenderの備忘録

蝶々夫人

2019-10-03 22:23:31 | 音楽 Opera
東京文化会館

二期会

指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出: 宮本亞門
装置:ボリス・クドルチカ
衣裳:髙田賢三
美粧:柘植伊佐夫
蝶々夫人

森谷真理


スズキ

藤井麻美


ケート

成田伊美


ピンカートン

樋口達哉


シャープレス

黒田 博


ゴロー

萩原 潤


ヤマドリ

小林由樹


ボンゾ

志村文彦


神官

香月 健


青年

牧田哲也

亜門さんは、椿姫を演出したころは、海外の劇場の演出傾向をみて、上手く取り入れた安全運転だったが、だんだん自信をつけてきたのだろう、しっかり演出するようになった。金閣寺からそう感じる。
今回の大きな手法の一つは金閣寺と似ている。オペラのストーリーを客観視する第三者の位置づけ。幕が上がると、ええって感じで始まる。
セットはいかにもシンプル。スクリーンをいろいろと利用。道具らしきものは、能を思わせるような家と言うか小屋のみ。
衣装はケンゾーだが、キャバレーのホステスが自宅で寛ぐような、下着っぽいのが多く、和の作品としてはどうか。。。
ピンカートンの負傷とかもびっくり。
子供の使い方は、この作品でいろいろな演出家が試みるところなので、それを二重写しにしたということだろう。
まあ、チャレンジかな。

歌手陣は、頑張っていたと思う。フレーニ、バヴァロッティのCDを聴いてしまうとさすがにではあるが。




コメント
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