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Pretenderの備忘録

芸術祭十月歌舞伎 夜の部

2019-10-16 20:54:17 | 歌舞伎
歌舞伎座

令和元年度(第74回)文化庁芸術祭参加公演
河竹黙阿弥 作
通し狂言
一、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
序幕
二幕目

三幕目


大詰
浄瑠璃
大川端庚申塚の場
割下水伝吉内の場
本所お竹蔵の場
巣鴨吉祥院本堂の場
裏手墓地の場
元の本堂の場
本郷火の見櫓の場
「初櫓噂高音」

和尚吉三
お坊吉三
お嬢吉三
手代十三郎
伝吉娘おとせ
釜屋武兵衛
八百屋久兵衛
堂守源次坊
土左衛門伝吉
松緑
愛之助
松也 (偶数日)
巳之助
尾上右近
橘太郎
橘三郎
坂東亀蔵
歌六

世阿彌元淸 原作
坂東玉三郎 補綴
二、二人静(ふたりしずか)

静御前の霊
若菜摘
神職
玉三郎
児太郎
彦三郎

台風で流れたので、夜の部だけでもと、歌舞伎座へ。
三人吉三、お坊を演じている松也がお嬢を。口跡は抜群だが、今日は声の調子がイマイチか。松緑は、和尚は当たり役になるかもしれないが、既に40代後半、渋さが出てきてもいい。変に貫禄が付く必要はないが。愛之助、先月の伊右衛門もそうだったが、今一つ印象が薄い、苦悩が今一つ伝わらない。

二人静、去年の幽玄よりは良いかもしれないが。ファンが見たいのは、玉三郎の歌舞伎舞踊であって、「能もどき舞」ではないのではないか。当然ながら動きは少ない。衣装からして動きを想定していない。三味線、琴が入る段階で、能ではない。
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典座 TENZO

2019-10-16 14:13:25 | 映画
渋谷UPLINK
監督・脚本・編集:富田克也
脚本:相澤虎之助
出演:河口智賢 近藤真弘 倉島隆行 青山俊董

ドキュメントだというが、フィクションも入ってると言う。僧侶が話してる感じが、大根芝居みたいで自然さがないところが多い。やらせとノンフィクションの境界が曖昧。

年配の女性僧侶の話が心に沁み入る。
若手3人はそれぞれの苦悩があるということだろう。
海外ロケまであった。
カット割とかあんまりなあという部分も。
311にもっとフォーカスしても良かったあるいは客観視でも良かった。中途半端か。
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