NHKホール
プレトーク 広瀬大介(音楽評論家)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 | |
指揮:セミョーン・ビシュコフ |
バイオリン:樫本大進 |
曲目
チャイコフスキー/バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 | |
チャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」 作品58 |
ヴァイオリンアンコール
JSバッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番より第三楽章 サラバンド
チャイコフスキープログラム
樫本のヴァイオリンは20年以上聴いてきている。
ベルリンフィルのコンサートマスターになってからは、コンチェルトや室内楽の機会は減っているか。
今日は、雄大でドラマチックな演奏を期待していたが、力とテクニックでねじ伏せるような演奏だと感じた。オケとの相性等もあるのだろう。
マンフレッド交響曲は、CDも持ってないし、生で聞くのも二度目とかそんな感じじゃないか。雄大な曲ではあり、チャイコらしい旋律も多い。第四楽章では、パイプオルガンが唐突に入り、雰囲気がちょい変わる。金管も弦も安定の演奏だと思うが、凄く感動したというようなことはなかった。
NHK音楽祭の意味、N国対策の上でも、関係者は見直しが必要かもしれない。