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Pretenderの備忘録

吉例顔見世大歌舞伎 夜の部

2019-11-16 22:29:58 | 歌舞伎
歌舞伎座

一、鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)
菊畑
中村梅丸改め初代中村莟玉披露狂言

奴智恵内実は吉岡鬼三太
奴虎蔵実は源牛若丸
笠原湛海
吉岡鬼一法眼
皆鶴姫
    梅玉
梅丸改め莟玉
    鴈治郎
    芝翫
    魁春

河竹黙阿弥 作
二、連獅子(れんじし)

狂言師右近後に親獅子の精
狂言師左近後に仔獅子の精
僧蓮念
僧遍念
    幸四郎
    染五郎
    萬太郎
    亀鶴

池波正太郎 作
大場正昭 演出
江戸女草紙
三、市松小僧の女(いちまつこぞうのおんな)

お千代
市松小僧の又吉
南町奉行同心永井与五郎
娘お雪
森田屋彦太郎
武士大沢録之助
掏摸の仙太郎
大番頭伊兵衛
後妻お吉
百姓権兵衛
嶋屋重右衛門
おかね
    時蔵
    鴈治郎
    芝翫
    梅枝
    萬太郎
    由次郎
    市蔵
    齊入
    秀調
    家橘
    團蔵
    秀太郎

顔見世としては地味なラインナップではあるが、それなりに楽しめる。
菊畑は、面白いと思ったことがない狂言。今回は莟玉の襲名披露として。女形として頭角を現しているが、今回は体調か声が今一つ通らない感じだった。
連獅子、染五郎がきびきびとした若者らしい動きをしていた、舞踊としてどうかというのは別問題。最後の毛振りは、幸四郎と合っておらず、染五郎がやや暴走気味であったが、こういうことも許される演目だろう。
市松小僧、地味だがほっこり笑わせられる狂言。
コメント
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