Running On Empty

Pretenderの備忘録

Q

2019-11-20 20:49:47 | 芝居・ミュージカル・バレエ
東京芸術劇場 プレイハウス

Cast
松たか子
上川隆也
広瀬すず
志尊淳
橋本さとし
小松和重
伊勢佳世
羽野晶紀
野田秀樹
竹中直人

速いテンポ、言葉遊び、身体能力と本多劇場時代を思わせる展開。前半は、ロミオとジュリエットを源平時代に置き換え、俊寛の場面も入れ込んだり。ロミオとジュリエットが若い二人と将来の二人で物語に厚みを出している。後半は、変わってしまった歴史の後日談として語られるが、シベリア抑留が出てくるというのがかなり唐突。
クィーンサイドから依頼があったという企画だそうだが、音楽は、bohemian rhapsody, you're my best friend, play the gameの三曲が繰り返し流れ、他は少し。もう少し、クィーンの音楽に配慮があっても良かったかも。
役者陣は、声を張り上げ、動き回る。竹中の役によりコントラストを浮き上がらせる芝居が光った。
3時間はやや長い。最近の野田作品は、説教臭いことも少なくないが、久しぶりに、そういう感じではない、躍動感がある芝居だと思った。
入り口で身分証チェックは、初めての経験だった。チケット転売規制でそういうことが増えるのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする