ヒューマントラストシネマ渋谷
2018年に米国公開、日本は時間がかかったなあと。コロナの影響もあったか。
40年前というセリフが良く出てくるが、40年前の出演者を観ているので、懐かしさがこみあげてくる。オスカー女優、男優が。まあ、正確には結構出演者の歳が離れてたりして、活躍した時代も70年代前半から90年代前半くらいまでバラケテはいるのだけど。
ジェーンフォンダは最年長だが、ワークアウトの成果か、むしろ若く見えるくらいだ。ダイアンキートンは大好きな女優だった。レッズ、アニーホール等々。キャンディスバーゲンは、大ヒットドラマのマーフィーブラウンの頃、アメリカに住んでいたので、日本ではカメラのCMが印象深いが。ふっくらした。メアリー・スティーンバージェンは、バックトゥザフューチャーの印象が強い。
マフィアのイメージが強いアンディガルシア、マイアミバイスから歌も歌いメラニーとのラブストリーもあったドンジョンソン、グッドバイガールが何といっても懐かしいリチャードドレイファス等々。
老いと性と家族という普遍的なテーマをコメディタッチに描く。
LA、スカースデイル、セディナと素敵な風景が。
キャンディスバーゲン演じる連邦判事役のペットは先般亡くなった女性最高裁判事の名を取ってギンズバーグと洒落ている。
音楽もミートローフとか、アメリカっぽい音楽が流れる。
深い感じはしないが、往年の懐かしいスターが顔をそろえて、洒落た楽しい映画になっている。
「not dating since Nixon's era」というセリフの翻訳は「若い頃からデートなんてしてないでしょ」と、文化とか時代を感じた。
監督 ビル・ホールダーマン
出演
ダイアン・キートン
ジェーン・フォンダ
キャンディス・バーゲン
メアリー・スティーンバージェン
アンディ・ガルシア
ドン・ジョンソン
リチャード・ドレイファス
クレイグ・T・ネルソン