シリーズNo.20「想いを寄せて」-オール・ベートーヴェン・プログラム-
この親子以上年齢の離れた二人の共演は何度もある。樫本を交えたトリオもあった。小菅は、石坂との全曲を聴いたことがある。若々しい感じだった。
小菅なりに抑えてはいるのだろうが、ピアノがチェロを引っ張る感じ。世代交代を感じるような。それが良い意味での緊張感になっているような演奏だった。小菅は貫禄が出てきた。
出演
ピアノ:小菅優 チェロ:堤剛 |
曲目 モーツァルト:歌劇『魔笛』より「恋人か女房があればよいが」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 ベートーヴェン: チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1 チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 |