Running On Empty

Pretenderの備忘録

令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』

2021-03-26 16:55:29 | 歌舞伎
入門は、麒麟が来るの音楽から始まり、亀蔵がいろいろと工夫を凝らして15分程度。
菊之助の光秀は、気品があり、こういう感じかもなあと思わせるような。意外とはまり役になるかもしれない。太十で、光秀をやるとどうなるかはあるが。書いた南北が意識していたのかもしれないが、仮名手本忠臣蔵の判官を思わせる。虐められて、切腹の用意をして等々、重なる部分も多い。
回りもしっかりと固めた芝居で安定感はある。

劇場の桜は見ごろで美しかった。

国立劇場大劇場
《歌舞伎名作入門》
入門 歌舞伎の“明智光秀”

四世鶴屋南北=作
中村吉右衛門=監修
時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)三幕
      国立劇場美術係=美術

序  幕 饗応の場
二幕目 本能寺馬盥の場
大  詰 愛宕山連歌の場

「入門 歌舞伎の“明智光秀”」
ご案内 片 岡 亀 蔵

『時今也桔梗旗揚』
武智光秀 尾 上 菊 之 助
小田春永 坂 東 彦 三 郎
光秀妻皐月 中 村 梅 枝
森蘭丸 中 村 萬 太 郎
光秀妹桔梗 坂 東 新 悟
森力丸 中 村 鷹 之 資
山口玄蕃 中 村 吉 之 丞
住職日和上人 片 岡 亀 蔵
連歌師宇野丈巴 河原崎 権 十 郎
安田作兵衛 中 村 又 五 郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする