ピアノが来日できなくなり、北村に代わったので、急遽チケットを購入して行ってきた。先週の春祭といい、代打で大活躍だ。
ベートーヴェンのコンチェルト、流れるような演奏で、よかった。オケとは年明けに六番を演奏しており、やり易かったのもあるかもしれない。硬さがなく、良い感じだった。
ショスタコは、井上がいつも以上に跳んで跳ねての指揮。苦悩を表現した短調の重めのシンフォニーと言われるが、その偽善を嘲笑うような、爆発的な演奏でフィナーレ。
サントリーホール
出演
指揮:井上道義
ピアノ:北村朋幹
曲目
ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第6番 ロ短調 op.54
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第6番 ロ短調 op.54
シューマン:『子どものためのアルバム』より「春の歌」 第2楽章(ピアノ・アンコール)