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Pretenderの備忘録

第924回 定期演奏会Aシリーズ

2021-04-20 21:51:52 | 音楽 Classic
ティンパニ協奏曲というのは初めて。この曲は現代曲っぽい感じでなく、結構聞きやすい旋律も多い。ティンパニだけでなく、打楽器が活躍していた。普段目立たないポジションなので、聴衆もオケも温かい拍手を送っていた。

マーラーは金管も安定し、弦も力強く。一番は、正直好きでない。冗長というか、作品としての出来がイマイチだと思う。まあ作曲家で、交響曲一番が代表作の人はほとんどいないと思うけど。

東京文化会館

出 演
指揮/大野和士
ティンパニ/安藤芳広(都響首席奏者)

曲 目
カレヴィ・アホ:ティンパニ協奏曲(2015)[日本初演]
マーラー:交響曲第1番 ニ長調《巨人
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パンドラの鐘

2021-04-20 17:41:26 | 芝居・ミュージカル・バレエ
面白かった。
野田の二十年前の戯曲を、熊林が演出。再演として、作品が残るのにいい形だと思う。

二つの時代を往復しながら、様々な仕掛けが回収されていく。根底には、自由とか平和とかいうものだと思う。この辺から、だんだん、野田さんの作品がやや説教くさくなってくのかなあ。三島的なものも感じたりする。今ならでの28枚とかのシャレも利かせている。

役者は、実力派揃いで安定感。
金子大地は進境著しい。今後が楽しみ。なんでもこなす松尾。門脇は、こういう役が合う。
初演の際は、野田版も、蜷川版も観ていないので、残念。


東京芸術劇場 シアターイースト

作・野田秀樹 
演出・熊林弘高

出演
門脇麦 金子大地
松尾諭 柾木玲弥
木山廉彬 長南洸生 八条院蔵人
松下優也 緒川たまき
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