会場に出向くのは、今年は初めて。
やはりムーティーが出るときは華やいだ雰囲気。
満席にはなってなかったようだが、まあまあの入り。
これは、小澤征爾のオペラ塾を、ワンランク上のレベルでやってる感じか。
演奏は、しっかり力強く。合唱も人数は少なめだったが、無理なく。
歌手陣は、やはり来日組は素晴らしい。特にマクベス夫人とバンコが凄かった。久しぶりにああいう声を生で聴いた。
ムーティーは80歳とは思えないはつらつとした指揮であった。
コンサート形式であったが、ドラマ性が伝わってくる演奏会だった。
東京文化会館
ヴェルディ:歌劇《マクベス》(全4幕)
指揮:リッカルド・ムーティ
マクベス(バリトン):ルカ・ミケレッティ
バンコ(バス):リッカルド・ザネッラート
マクベス夫人(ソプラノ):アナスタシア・バルトリ
マクダフ(テノール):芹澤佳通※
マルコム(テノール):城 宏憲
侍女(ソプラノ):北原瑠美
医者:畠山 茂
召使い:氷見健一郎
刺客:氷見健一郎
伝令:片山将司
第一の亡霊:片山将司
第二の亡霊:金杉瞳子
第三の亡霊:吉田愼知子
管弦楽:東京春祭オーケストラ
合唱:イタリア・オペラ・アカデミー合唱団
合唱指揮:キハラ良尚