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Pretenderの備忘録

九月大歌舞伎 第一部

2021-09-23 19:03:02 | 歌舞伎
今月第一部は、歌右衛門、芝翫の追善。成駒屋と中村屋で。決して良くなかった、むしろ意地悪が想定された歌右衛門と芝翫だったが。まあ芸風は異なり、きちんと子供を歌舞伎役者として残して、閨閥も作った芝翫が耐えて大往生だったか。

お江戸みやげは、人情物。こういう作品から「商業」演劇という言葉が生まれていったのかなあ。当代芝翫の女形は、身替り座禅とか、お鹿のイメージ。この狂言の最大の見せ場は、今回新たに作った役を演じた福助。セリフはゆっくりだが聞き取れ、なんと立ち上がって歩いた。リハビリを続けて、よくここまで。

後半は舞踊劇。魁春が私は今一つ合わない。声なのか、姿勢なのか、化粧なのか。。。



歌舞伎座

六世中村歌右衛門 二十年祭
七世中村芝  翫  十年祭

川口松太郎 作
大場正昭 演出
一、お江戸みやげ(おえどみやげ)

お辻
おゆう
阪東栄紫
角兵衛獅子兄
角兵衛獅子弟
小女みの
女中お長
お紺
鳶頭六三郎
常磐津文字福
常磐津文字辰
 芝翫
 勘九郎
 七之助
 中村福之助
 歌之助
 玉太郎
 梅花
 莟玉
 松江
 福助
 東蔵

二、須磨の写絵(すまのうつしえ)
行平名残の巻

在原行平
海女村雨
海女松風
 梅玉
 児太郎
 魁春
コメント
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