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Pretenderの備忘録

九月大歌舞伎 第二部

2021-09-27 21:52:17 | 歌舞伎
盛綱陣屋、幸四郎はなかなか頑張っていた。吉右衛門と仁左衛門の良いところを学んで精進して欲しい。雀右衛門はすっかり、玉三郎に次ぐ女形となったが、米吉の貫禄がなかなか良かった。又五郎の時政は、イマイチ聞き取りにくく、本来口跡の良い人で、工夫しているのが裏目に。歌六の微妙は、栄御前以来久しぶりの女形を観た感じだが、しっかり堂に入っていて、着物の裾とかの所作がちょっと大変そうだったが。

女伊達、すっきりとした舞踊を時蔵が。時蔵と雀右衛門で、雀右衛門が格上になったのは、政治に興味のない菊五郎劇団の時蔵と、吉右衛門について修行してきた雀右衛門の違いということか。

歌舞伎座
一、近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)
盛綱陣屋

佐々木盛綱
高綱妻篝火
和田兵衛秀盛
盛綱妻早瀬
信楽太郎
高綱一子小四郎
盛綱一子小三郎
北條の臣
北條の臣
竹下孫八
古郡新左衛門
伊吹藤太
北條時政
盛綱母微妙

 幸四郎
 雀右衛門
 錦之助
 米吉
 隼人
 丑之助
 亀三郎
 吉之丞
 宗之助
 廣太郎
 錦吾
 歌昇
 又五郎
 歌六

二、女伊達(おんなだて)

木崎のお光
男伊達中之島鳴平
同  淀川の千蔵
 時蔵
 萬太郎
 種之助

コメント
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