ほぼ満席だったのではないか。休憩時間にも、よく入っていることに驚く声がちらほら聴かれた。
多少出入りの足取りには年齢を感じるが、とても80過ぎとは思えないエッシェンバッハ。前半は華やかに。フルートがそれに花を添える。透明感のある伸びやかなフルート。
後半のベト7は、溜めてしっかり盛り上げて爆発させるような音作り。
良い演奏だったと思う。
東京芸術劇場 コンサートホール
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
フルート:スタティス・カラパノス
フルート:スタティス・カラパノス
- ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」作品92
- モーツァルト/フルート協奏曲 第1番 ト長調 K. 313
- ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92