岩瀬達哉 講談社
良く取材して、ここまでまとめたなあと思う。
冤罪の本を読んでいても、本書に触れると絶望的な気持ちになることもあるが、真実かいる。ら目を背けてはいけない。
これだけの取材が可能だったのは、裁判官の良心があるからだろうと思う。
原発、冤罪、裁判員制度、そして官僚機構と最高裁判所の人々。なるほどなあと思うことは多い。
この国の問題は、機能しない国会と、隠ぺいを繰り返す行政だけではない。三権それぞれ問題をかかえている。それをチェックアンドバランスで、正していけるきっかけがあるとよいと思う。
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