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Pretenderの備忘録

大野和士指揮 バルセロナ交響楽団

2019-07-24 21:42:58 | 音楽 Classic
曲目・演目 ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲(2019年5月バルセロナにて世界初演) ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付」 出演 指揮:大野和士 管弦楽:バルセロナ交響楽団 三味線:吉田兄弟 ソプラノ:ジェニファー・ウィルソン メゾ・ソプラノ:加納悦子 テノール:デヴィッド・ポメロイ バス:妻屋秀和 合唱:東京オペラシンガーズ 現代曲に三味線というのは、かなりなチャレンジ。 第九は、第四楽章冒頭、金管が最も緊張感あるところで外してフワってなったのが残念。それ以外はまあ無難。 プレコンサート、大野さんはホント好きだよね、よくしゃべってた。
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藤間勘十郎文芸シリーズ 其の四  三遊亭円朝作「怪談 牡丹燈籠

2019-07-24 18:09:29 | 芝居・ミュージカル・バレエ
三越劇場 【出演】北翔海莉・北村有起哉・市瀬秀和・鯨井康介・舞羽美海・三林京子 舞台セットはシンプル。実力派の役者。狂言回しを入れて、歌舞伎版に比べ、孝介回りの話を結構入れた。 新三郎の死、伴蔵とお峰のその後、孝介とお国のところは、私が知っている牡丹灯籠とはかなり違う展開だった。 だんまりや夏祭を思わせる演出、笑いも随所に。新たな牡丹灯篭を作ろうとチャレンジしたと言うことか。 とにかく長い話で、数奇な繋がりがたくさん出てくるので、取捨選択もなかなか難しいところだ。
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関西・歌舞伎を愛する会 結成四十周年記念 七月大歌舞伎 昼の部

2019-07-21 20:25:50 | 歌舞伎
松竹座

お伊勢参り、松竹新喜劇を焼き直し。こういう企画も良い。わかぎが最初に歌舞伎の演出をしたのは多分、故三津五郎の八月歌舞伎だったと思う。隼人、今回は大した役もないが、しっかり勉強して欲しい。
清盛、我當の復帰狂言。動きはなく、昔の声の艶は残念ながらないが、セリフはきちんと聞き取れる。もう80代半ばだが、もう少し、頑張って欲しいと思う。
知盛、美しく勇壮な知盛。仁左衛門のこの数年の充実ぶりは目を見張る。この場に居合わせて幸せだと感じる。脇もしっかり。

香川登枝緒 作
米田 亘 補綴
わかぎゑふ 演出
一、色気噺お伊勢帰り(いろけばなしおいせがえり)
左官喜六 鴈治郎
喜六女房お安 扇雀
大工清八 芝翫
遊女お紺 梅枝
清八女房お咲 壱太郎
うわばみの権九郎 隼人
旅芸人の座長万平 寿治郎
万平女房お千 吉弥
遊女お鹿 猿弥
家主庄兵衛 彌十郎
油屋女将おかつ 秀太郎

二、厳島招檜扇(いつくしままねくひおうぎ)
日招ぎの清盛
平相国清盛 我當
内大臣宗盛 進之介
三位中将重衡 萬太郎
祇王 壱太郎
小松三位維盛 中村福之助
瀬尾三郎兼経 松之助
仏御前実は源義朝息女九重姫 時蔵

三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
渡海屋銀平実は新中納言知盛 仁左衛門
女房お柳実は典侍の局 孝太郎
源義経 菊之助
入江丹蔵 猿弥
武蔵坊弁慶 彌十郎
相模五郎 鴈治郎





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関西・歌舞伎を愛する会 結成四十周年記念七月大歌舞伎 夜の部

2019-07-20 23:09:09 | 歌舞伎
松竹座 葛の葉、時蔵は安定、息子の萬太郎が凛々しい。 芝居賑わい、私が七月の大阪に行くようになって、まだ15年くらいだが、その前からいろいろと苦労があったのだということが良くわかる。触れられなかったが、秀太郎も人間国宝になり、我當も復帰し、良かった。 上州土産、芝翫はなかなかこういう役は良い。菊之助は、ニンではない。菊五郎だったら出来たろうが、コメディというかなかなかこういう役は真面目過ぎる彼には厳しい。亡くなった18代目勘三郎、猿之助等なら良いだろう。意外と真面目だが松緑でもはまるかも。 一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ) 葛の葉 女房葛の葉/葛の葉姫 時蔵 安倍保名 萬太郎 信田庄司 松之助 庄司妻柵 吉弥 関西・歌舞伎を愛する会 結成四十周年記念 二、弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい) 道頓堀芝居前の場 仁左衛門 時蔵 扇雀 孝太郎 菊之助 梅枝 萬太郎 壱太郎 隼人 橋之助 中村福之助 猿弥 竹三郎 進之介 彌十郎 芝翫 鴈治郎 秀太郎 川村花菱 作 大場正昭 演出 三、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび) 正太郎 芝翫 牙次郎 菊之助 宇兵衛娘おそで 壱太郎 みぐるみの三次 橋之助 亭主宇兵衛 猿弥 勘次女房おせき 吉弥 金的の与一 彌十郎 隼の勘次 扇雀
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東京フィル

2019-07-19 22:32:35 | 音楽 Classic
第127回東京オペラシティ定期シリーズ

指揮:チョン・ミョンフン
ヴァイオリン:クリステル・リー*
(2015年第11回シベリウス国際ヴァイオリンコンクール優勝)

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲*
ドヴォルザーク/交響曲第9番『新世界より』

シベリウスのコンチェルトは、繊細に伸びやかに、素直な演奏という印象を受けた。
個人的には、2003年にフィラデルフィアでエッシェンバッハ、ミドリで聞いた演奏の素晴らしさがどうしてもベンチマークになってしまうため、なかなか感動することはないのだが、良い演奏だったと思う。

新世界は、最近、結構聞く機会が増えているような気がする。初めて自分でクラシックに行ったのは、小澤征爾、新日本フィル@厚生年金会館の新世界だった。もう一つのプログラムは覚えていない。力強く、安心して聞いていられる演奏であった。
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