君はなぜ総理大臣になれないか、の続編。2時間半を超える大作。当初は4時間超えだったらしいが、編集で短縮したらしい。
主に選挙戦を取材。四国新聞をバックとする平井大臣、当初は気さくにインタビューに応じていたが、途中から「PR映画」と攻撃。選挙戦の厳しさが伝わってくる。
突如の維新候補。玉木の秘書だったらしいが、玉木も微妙な言い回し。立候補辞退を迫った件は一つのクライマックス。田崎スシローとも言い合いになる。その後、フォローはするのだが。田崎が自民だけでなく、いろいろ食い込んでいるのはさすがだと思う。
前回の映画でも思ったが、小川淳也は、誠実で情熱溢れる政治家だと改めて思う。でも、本当にこの人に総理大臣を任せられるかという感覚はある。まっすぐ過ぎて、きちんとした参謀が何名かつかないと危うい。もちろん、今の総理もその前もその前の前も、どうってことない人がやってるのだが、純粋すぎる危うさはなかった、今は少しはあるか、(笑)。
大島監督が、攻撃に転じた平井氏に抗議する場面があるが、ドキュメンタリーとして撮っていても、結果的にPR映画になってしまった側面は否めないと思う。小川にフォーカスしている時点でそれは仕方ないことだろう。
終演後に、監督挨拶があって、維新の件、平井氏の態度豹変について触れていた。この監督も小川淳也と同じ匂いがする、純粋でまっすぐ、そこに一抹の不安を覚えるのだ。なんと、知らなかったが大島渚監督の息子だった。ビックリした。
ヒューマントラストシネマ有楽町
スタッフ・キャスト
監督 大島新
プロデューサー 前田亜紀
撮影 高橋秀典
編集 宮島亜紀
1月7日からスタートしているとは知らなかった。今年も会場を分けて、縮小して開催。7階の大催場に行ってみたが、そこそこ混んではいるが、いつもの大混雑には程遠い。宣伝も控えてるのだろう。京王にとっては書き入れ時のイベントなんで、打撃だろう。
福島県 常磐線いわき駅 海の極み弁当 1850円
鮪の頭肉、あん肝、うに貝焼き、マグロ刺身、いくらと贅沢。ワサビも利いていた。なかなか美味しかった。全般的にインフレの影響が出始めている感じか。安いものはなくなってきている。
今年最初の五雲会、オミクロンの拡大もあるのか、正面以外は結構空席が目立った。
響く伸びやかな声と力強い後シテの舞、清々しい高砂だった。
宝生能楽堂
高砂 シテ 田崎甫 ツレ 藤井秋雅 ワキ 御厨誠吾
和田静香著 取材協力 小川淳也 左右社
政治に関心がないフリーランスの50代独身女性が政治家に質問をぶつけた書物。
政治との関り、人口問題、税金、雇用、エネルギー、政治と、分かりやすく解説している。著者のうめきみたいなのが売りなのかもしれないが、そういうのなしで、すっきり解説した方が良かったように思う。ちょっとしつこくてウザいのだ。
君はなぜ総理大臣になれないかの、小川淳也の思想が良くわかる本。図書館で、
私の次に60冊も予約が入っているので話題なのか。出版社、知らなかった。