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Pretenderの備忘録

カモメよ、そこから銀座は見えるか?』

2023-06-20 21:08:19 | 芝居・ミュージカル・バレエ
岩松らしい不条理劇のフレイバーの芝居。
銀座という具体的な土地で、東銀座とか新橋とか具体的に出てくる。
日銀とかスキャンダルとか現代社会を映すようなものが散りばめられる。
兄妹と父の愛人という複雑な関係性。
それに絡む不思議な存在。
全部虚構なの?みたいな感じ。
役者は実力派揃いだが、黒島と井之脇、井之脇と松雪、既視感がある取り合わせ。

本多劇場
作・演出:岩松了
出演:黒島結菜、井之脇海、青木柚、櫻井健人、岩松了、松雪泰子
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チャンピオン METライブビューイング

2023-06-20 16:20:01 | 音楽 Opera
時代が大きく変わっていることを感じる。
作曲は、ジャズ畑の手ランス・ブランチャードであり、彼は黒人。
テーマは、実在の黒人ゲイのボクサー。
指揮者は、音楽監督でもあるネゼ=セガンであり、彼はオープンリーゲイだ。
白人のスノビッシュ文化の象徴たるMETオペラがと思うと凄いなあと感じる。
美術は、映像と使ったり、美しい。
音楽も美しかったり、ビートが効いていたり、ミュージカルとしても成立するだろう。
歌手陣は声量たっぷりで、見事に歌い切り、合唱がやや使い方としてどうなのかなと感じる場面はあったが。
満員のようだった。これは米国が人種差別を超えていく証左なのか、また、トランプ的な反動を呼ぶのか、注目していきたい。



作曲:テレンス・ブランチャード
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:ジェイムズ・ロビンソン
出演:ライアン・スピード・グリーン、エリック・オーウェンズ、ラトニア・ムーア、ステファニー・ブライズ
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怪物

2023-06-19 23:34:17 | 映画
カンヌで脚本賞。事前情報は入れずに観た。
謎解きサスペンスのような展開、立場によって全く異なる景色になる。
そno して、前面に出ないが、物語の重要なカギ。
田舎の人間関係、学校の現場、シングルマザー、等々。
安藤サクラの役が十分に描かれていたかというとそうでもなく、瑛太はそこそこ描かれていたが無駄も多いように思い、田中裕子はあそこまで描く必要があったかとも思う。2時間は長いだろう、もう少し、焦点を絞って深くすっきり描けなかったかとは思う。

監督 是枝裕和
脚本 坂元裕二
音楽 坂本龍一

出演者
安藤サクラ
永山瑛太
黒川想矢
柊木陽太
高畑充希
角田晃広
中村獅童
田中裕子



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歌舞伎座新開場十周年 六月大歌舞伎 夜の部

2023-06-18 21:59:14 | 歌舞伎
孝夫さんのすし屋は、木の実からの上演が多い。今回は小金吾を千之助が。親子三代が共演となった。若々しい権太ではあるが、年齢を考えるともう最後かなと思ったりもする。脇もしっかり。

四の切、松緑は体にキレがなく、もたついた動き。本人が上手いと思ってやってるんじゃないかと思うようなそぶりが気になる。謙虚に。東蔵はパーキンソンか、やや気になる。


竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
  義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
木の実
小金吾討死
すし屋
川連法眼館
〈木の実・小金吾討死・すし屋〉













〈川連法眼館〉

いがみの権太
弥助実は三位中将維盛
若葉の内侍
お里
主馬小金吾
六代君
権太伜善太郎
弥左衛門女房お米
猪熊大之進
権太女房小せん
梶原平三景時
鮓屋弥左衛門


佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 
源義経
駿河次郎
亀井六郎
飛鳥
川連法眼
静御前

仁左衛門
錦之助
孝太郎
壱太郎
千之助
種太郎
秀乃介
梅花
松之助
吉弥
彌十郎
歌六


松緑
時蔵
坂東亀蔵
左近
門之助
東蔵
魁春
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宮田 大&三浦一馬 スペシャル・デュオ

2023-06-17 19:41:44 | 音楽 Classic
息の合った二人のコンサート。
バッハにバンドネオンが合うとか発見。
三浦の編曲で様々な曲を。
満席、女性が多い。。。新しいファン層になればそれは良いのだが。


紀尾井ホール

出演者
宮田 大(Vc),三浦一馬(バンドネオン)

曲目
J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニアより 1,2,3,4,8番
ヘンデル:オペラ『リナルド』より「涙の流れるままに」
サティ:ジュ・トゥ・ヴー
ニーノ・ロータ:アマルコルド
ハチャトゥリアン:剣の舞
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
ガルデル:わが懐かしのブエノスアイレス
カルデル:首の差で
ピアソラ:言葉のないミロンガ
プラサ:メランコリコ
ピアソラ:『タンゴの歴史』より「カフェ1930」,「ナイトクラブ1960」
ピアソラ:リベルタンゴ

アンコール
アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ
ガルデル:想いの届く日
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