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Pretenderの備忘録

十二月大歌舞伎

2024-12-23 22:10:53 | 歌舞伎
加賀鳶、松緑はこれは今後も磨いて祖父以来の当たり役にしてほしい。勘九郎もしっかり貫禄が出てきた。
鷺娘、七之助が玉三郎から受け継いでいくのだろう。

舞鶴雪月花、十七世勘三郎のために書かれたことがわかる。味わいとおかしみ。勘九郎が今後も取り組んでいくのだろう。
天守物語、團子を図書之助に抜擢。しっかりした演技でビックリ。玉三郎は鏡花大好きだろうが、これが引き継がれていくかはまた別問題のようにも思える。

第二部
河竹黙阿弥 作
盲長屋梅加賀鳶
一、加賀鳶(かがとび)
本郷木戸前勢揃いより
赤門捕物まで

天神町梅吉/竹垣道玄
日蔭町松蔵
春木町巳之助
魁勇次
磐石石松
虎屋竹五郎
天狗杉松
昼ッ子尾之吉
お朝
妻恋音吉
金助町兼五郎
数珠玉房吉
御守殿門次
番頭佐五兵衛
雷五郎次
御神輿弥太郎
伊勢屋与兵衛
女按摩お兼
    松緑
    勘九郎
    獅童
    彦三郎
    坂東亀蔵
    種之助
    玉太郎
    左近
    鶴松
    菊史郎
    菊市郎
國矢改め精四郎
    吉之丞
    橘太郎
    男女蔵
    松江
    権十郎
    雀右衛門

二、鷺娘(さぎむすめ)

鷺の精
 七之助

第三部
萩原雪夫 作
一、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)
上の巻 さくら
中の巻 松虫
下の巻 雪達磨





桜の精/松虫/雪達磨
松虫
 勘九郎
 長三郎

   

泉 鏡花 作
坂東玉三郎 演出
今井豊茂 演出
二、天守物語(てんしゅものがたり)

富姫
姫川図書之助
亀姫
小田原修理
侍女撫子

朱の盤坊
舌長姥
近江之丞桃六
 玉三郎
 團子
 七之助
 歌昇
 歌女之丞
 吉弥
 男女蔵
 門之助
 獅童
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読響《第九》

2024-12-22 21:44:48 | 音楽 Classic
やはりこのホールは狭い。舞台上の演奏家が本当に気の毒。

オーソドックスな指揮に、オーソドックスで乱れのない演奏。きっちりと第九をまとめた。コーラスも力強く良かった。

東京オペラシティコンサートホール

指揮=フランチェスコ・アンジェリコ
ソプラノ=中村恵理
メゾ・ソプラノ=清水華澄
テノール=ダヴィデ・ジュスティ
バス=エギルス・シリンス
合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=水戸博之)

ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」
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こんばんは、父さん

2024-12-21 21:17:56 | 芝居・ミュージカル・バレエ
12年前に平幹二郎、佐々木蔵之介、溝端淳平で初演を観た。舞台セットの感じは覚えていたが、内容はあまり覚えていなかった。
家族、人生の浮き沈みというのは、普遍的なテーマであり、今後も再演は可能だろう。
風間は、本当にはまってるなあと思う、情けない雰囲気や、虚勢を張るところとか、上手いなあと思う。萩原、堅山も健闘。

作・演出
永井 愛
出演
風間杜夫/萩原聖人/竪山隼太
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白衛軍

2024-12-20 22:44:07 | 芝居・ミュージカル・バレエ
休憩を挟んで3時間超。
ウクライナがソ連の傘下に入る過程を描いた芝居で、ロシアの演劇の香りがする。我々は今起きていることを知っているので、当時のことがその後どのように変貌していくかを思うと、歴史の残酷さをつくづく感じる。
役者は健闘。
セットが中劇場なのでかなり大掛かり。
しかし、観客は半分も入っておらず、小劇場で良かったか。そうすると演出もかなり変わらざるを得ないが。


【作】ミハイル・ブルガーコフ
【英語台本】アンドリュー・アプトン
【翻訳】小田島創志
【演出】上村聡史

村井良大 前田亜季 上山竜治 大場泰正 大鷹明良 池岡亮介 石橋徹郎
 内田健介 前田一世 小林大介 今國雅彦 山森大輔 西原やすあき 釆澤靖起 駒井健介 武田知久 草彅智文 笹原翔太 松尾 諒
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樫本大進&ラファウ・ブレハッチ デュオ・リサイタル

2024-12-19 22:22:41 | 音楽 Classic
極上のソナタ。ショパンコンクールのかつての覇者の円熟した伴奏と、樫本のしっとりと緩急ある演奏。そしてプログラムの前半にはベートヴェンとモーツァルトと考えられている。贅沢な時間。


サントリーホール

出演
ヴァイオリン:樫本大進
ピアノ:ラファウ・ブレハッチ

曲目
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第17番 ハ長調 K. 296
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op. 30-2
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
武満徹:悲歌
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8

アンコール
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op. 30-2 より 第3楽章
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