道ばたの梅畑。 どこの梅畑も白い花が満開でした。
梅林でもなく梅園でもなく梅畑です。 なぜならこの梅は、鑑賞するためではなく実を採るために植えてあるからです。 実は、このあたりでは柿だけでなく梅もたくさん採れてしかも品質がいいらしいです。 地元産の梅で作った梅干しは園芸組合の目玉商品になっています。
地面に近いところにパイプを渡らせているのがわかるでしょうか。 このパイプは広いシートを張るためのものだと思います。 シートの上に落ちた梅を収穫するらしいです。
たくさんのメジロが集まっていました。 近頃干し柿に寄りつかなくなったと思ったら、こんなところに・・・・。 梅の蜜は甘くてよいにおいがして、メジロにとってはごちそうなんでしょうね。 今ならたっぷり梅の蜜が味わえます。なので、うちの干し柿は食べ散らかしたままです
梅畑の隣は柿畑。 梅とは対照的に、黒い枝と幹だけがごつごつとして無骨な感じがします。
こんなふうに、黒っぽい柿畑と、白い花の梅畑と、やや薄い茶色のキーウイ畑と、緑のみかん畑とがモザイクのように入り交じっています
そして、梅の花が散る頃には、柿の木に柔らかな緑の芽が芽吹いて、このあたり一帯のモザイク模様は、日一日と色を変えていくのです。