モダーヴ城を出たツアーの一行は、デュルビュイの近くのレストランで食事をしました。 メニューは、名物ワーテルゾーイ。
うぉー、でかい鶏肉。 みんなお腹いっぱい食べたのにまだこんなに残っています。 この時点で脳裏にちらっと後悔の念が浮かびました。 A社のツアーは、魚のクリーム煮もあったのになあ。 前から読んでくださっている皆さんはご存じのとおり、わたしは鶏肉が苦手。 わたしは一緒に煮込まれているじゃがいもやにんじんをちょこっといただきました。
向こうに見えるグラスは、地ビールです。 ワインのようにフルーティーな味でおいしかったです。 以後、ベルギー滞在中毎回違った種類のビールをいただきました。
デュリュビュイは、ガイドブックによれば世界一小さな村だそうです。 三つの尖塔を持つお城がすてきでした。 今もなんとか伯爵がすんでおられるそうで、外からみるだけ。
デュルビュイでは、珍しいタンポポのジャムを買いました。
珍しいヨーロッパの町並みに、ついつい時間を忘れ、集合時間に遅れてしまいました。 いくら小さくても、30分で回れというのはねぇ。
次に行ったのは、要塞の町ディナン。
これは要塞のふもとにある教会です。
ロープウェイで要塞まで上がることができます。 この要塞は、昔からのものではなく、観光のために復元されたものなんだそうです。 きっと見晴らしがいいんだろうなあと思いつつ、時間が無くて下から眺めるだけ。
早春のディナンの町にで見た、雨にも散らず、風にも散らない、「ゲント桜」。 日本の八重桜に似た華やかな桜です。
ディナンでは数10分、町を散策し、教会の中を見学して、ブリュッセルに引き返しました。
車窓から見たベルギーの農村。
手前の黄色い花はタンポポ。 後ろに見えるのは菜の花です。
安野光正の「旅の絵本」を思いだしました。 ヨーロッパの町や農村を細密な絵で描いた文字がひとつもない絵本ですが、 絵の中に、赤ずきんちゃんや、長靴をはいた猫などおとぎ話の主人公がかくれていて、見ていて飽きないのです。 あの絵本そのままの風景が目の前に広がっていました。
これからわたしたちは、ブリュッセルにかえって世界遺産のグランプラスに行く予定です。 これで旅行第2日目が終わります!!
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