母が植えた何かの野菜。 それはそれは大きな立派な葉が茂っています。 キャベツの仲間には違いありませんが、いったい何なのでしょう。
「これはブロッコリーよ。」 と母。
「ええ? ブロッコリーは全然違う葉よ。」とわたし
「Dすけ(孫)に苗をもろたんよ。 ブロッコリー言うたと思うがなあ。」
「この大きな葉はケールみたいなんだけど、ケールじゃろか?」
後日、近くのケール畑を見てみましたが、ケールともちがうみたい。
2,3週間後、また畑に行ってみてびっくり。 10本ばかりある葉っぱから一斉に白いものが!!
なんだか巨大な雪見だいふくみたい。 これはカリフラワーだったのです。 まだ開いてない葉っぱをそっと広げると、なかにちゃんと白いものが入っていました。
「ばあちゃん、カリフラワーじゃがね。」
「ほじゃけん、カリフラワー言うたろ?」
「ええ? ブロッコリーって言わなかった?」
「何言いよんぞな、カリフラワーよ。(きっぱり)」
「・・・・・・」
あの日、母がカリフラワーと言うつもりでブロッコリーと言ったのか、
はたまたわたしが、カリフラワーと聞いてブロッコリーを思い浮かべたのか、
情けないことにわたしの記憶力も信頼できないところがあるので、どうとも言えません。 やれやれ、ふたりとももっと年をとって脳みそが緩くなったら、どんな珍問答が行き交うことやら・・・・
とにかく、カリフラワーでした。
ところで、 カリフラワーの花ってどんなのでしょう。 というのは、あのときカリフラワー残しておいたのが、こんな風になっていたのです。
中央はまだつぼみ、周辺のまばらになったところは花が開いたと言えるのでしょうか。 調べてみると、花が咲くこともあって、それはアブラナのような花なんだそうです。 じゃ、この開いたように見えるのは? 1本残しておいてこれからどうなるのか見てみたい気がします。