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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

柿畑の子ヤギ3

2008-11-26 23:35:34 | ペット

 柿畑の子ヤギ1
 柿畑の子ヤギ2


 野菜を採りに外へ出たら、柿畑の方からヤギの鳴き声が聞こえてきました。


 あ、ヤギが来てる。


 こんにちは、久し振りだね。


 


 おお、こっちに向かってくる。 またまた大きくなったようです。 頭の毛が、人間の髪の毛みたいにふさふさです。 角も前より長くなりました。 わたしが頭をなでてやると、ぐいぐいと頭を押しつけてきます。 かなり力強いです。



 どうです、たくましくなったでしょう。 もう「三びきのやぎのがらがらどん」(北欧民話 福音館書店)の2番目に大きいやぎぐらいかな? メスは、兄妹なんだそうですがまだまだ小さくて、体格にずいぶん差がついてきました。 そして背中の毛がたてがみのように立ってきました。



 そこへ車が停まったとおもったら、ヤギが一声
 めええ~


 下りてきたのは飼い主さんでした。 
飼い主のYさんのことは実はよく知りません。 わたしが仕事を辞めて家にいるようになってから、畑で仕事をしているのを見かけるようになったのですが、柿だけでなくいろいろな作物を作っているようです。 私が見ただけでも、ぶどう、キーウィ、桃、ハウスで新しい柑橘、夏には大量に梅干しを干しているしー。 ひげをはやしたおじいさんで、ときどき腰の曲がったおばあさんと一緒に作業をしています。 年をとっても、とても働き者で意欲のあるご夫婦だなあと、いつも感心していました。
 
 甘えています。



 ヤギが頭を押しつけてくるのはじゃれているんだそうです。 連れて歩いていても、突然振り向いて押してくるんだとか。 おかげでYさんの足は青あざがいっぱいなんだそうです。
 「目がかわいいでしょ? つっかかってこられてこいつ!と叩いてやろう思ってもこの目を見たら腹立たんようになる。」


 あっ、こら。 わたしもズボンをかじられました。



 いたずら者のオスはピッコロといいます。


 「ピッコロいうのはイタリア語で小さいという意味でしょ。 ヤギのオスは大人になったら子牛ぐらい大きくなって扱いにくいんじゃと。 あんまり大きゅうなるなよという願いを込めてピッコロとつけたんよ。」


 ふう~ん、「大きくなるなよ」君というわけですね。


 ひたすら草を食べているメスはステラという名前だそうです。 こちらは「星」ちゃん。



 「メスは、オスが悪さしよってもしれっとしとるねえ。 人間の子どもみたいじゃわい。 ほら、小学生頃の男の子がしょうもないことしよっても、女の子は、『何しよるん』くらいで相手にせんじゃろ。」


 「はじめはメスだけもらおうおもたんじゃけど、1匹じゃさみしいけん。 普通オスは用がないけん生まれたらすぐ処分されるらしいですよ。 まあ、草を食べてくれるけんええけどね。」


 草だけじゃなく、柿の葉も食べてますよね。


 「柿の葉だけじゃない、実も食べるんよ。」



 ほんと! 低いところの柿にはくっきりとヤギの歯形がありました。


 ところで、結婚してここに住んで約30年、Yさんとお話ししたのは今日が初めてです 
 なかなか気さくな人でした。 そして・・・・ 思っていたよりもずっと若そうなのです。


 昼ご飯の時夫に聞きましたら、私と同じくらいかもう少し下だと言います。  


 し、失礼しましたっ。


 腰の曲がったおばあさんは、奥さんではなくお母さんでした。


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グレーのバッグと小物

2008-11-26 00:25:19 | レザークラフト

 久々に革の作品をー


 さぼっていたわけではありません。 ほぼ毎日、2~5時間は制作に当てていました。


 グレーの革が残っていたので、以前作ったバッグの改良版を作ってみました。 余った革でおそろいのポーチも。



 表にポケットをつけようとすると、どうしても花が小さくなって花心の部分のきらきらが少なくなってしまうので、表ポケットをあきらめました。 デザインとしてはワインレッドのバッグと同じです。


 ポケットはバッグの裏につけました。



 小さい革をつぎはぎしてブックカバーも作りました。



 広げるとこんな感じ。



 内側は、共革のしおりつき。 本の厚みに合わせてカバーを調節できるようにしています。



 つぎはぎしたところにフリルを挟んだら、バッグとおそろいにはなったのですが、ブックカバーはなるべくフラットにしたかったので、四つ葉のクローバーを。


 このグレー、バッグなどにするととてもきれいな色なのですが、小物にするとなんだか暗くて地味でいけません。 おまけに手持ちの色革のどれとも合わなくて・・・・ なかんずくワインレッドと赤が合うと思うのですが、どうでしょう。
 ステッチを白糸でしたらだいぶ明るくなりました。 でも、よく目立つのでごまかしがききません。


 今回、バッグを作るのにどのくらい時間がかかるか、きちんと記録してみました。
 結果はー


 型紙に合わせて裁断するところから計り始めて、21時間 


 時間かかりすぎ~。 


 そのうちわけ・・・・
 ○ 手縫いのアップリケ これは普通にしても3,4時間かかります。
 ○ ミシン縫い もっとも遅いスピードに設定してあるので、布を縫うときの5倍くらい時間がかかるかな? 失敗すると革に穴があくのでやり直しがききません。 慎重に、慎重に
 ○ ああでもない、こうでもないと迷う時間 特にアップリケの位置やポケットの大きさ、かがりのレースの幅や穴あけの幅。 バランスが大切なので2ミリ3ミリの微調整に思わぬ時間を食いました。
 ○ これが一番問題なんだけどー捜し物をする時間 あれ、今ここに置いたはずなんだけど・・・・・ない、ない、どこにもないということが多すぎる いったい私の目はどうしちゃったんでしょう。 はさみを置くたび、針を置くたび、裁ってあるパーツの革を試しにあててみるたび、視界から消えてしまう不思議。 ひとつひとつを探すのは1,2分のことでも、度重なると大きなロス時間になります。
 最近、これが多いのです。 ああ。


 


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