母からごまをもらいました。 畑で育てたごまです。 きれいに仕上がったごまを煎ってすりましたら、それはそれはいい匂い。 自分で煎って使わなければなりませんがその手間も惜しくないほどのおいしさでした。
まだゴミのまじったのもたくさんもらってきました。 これでも大きなゴミは取り除いてくれています。
どうやってゴミをのけたのか聞いてみましたら、
1 ざるに入れて小さいゴミを落とす。ただし普通のざるではごまも落ちるし、茶こしのような目の細かい網だとゴミは落ちないので、その中間のざるで。 多分、麦茶などをわかすときに使う網を使ったのだと思います。
2 大きなゴミは手で取り除くか、吹き飛ばす。
やってみました。 網を揺らして小さなゴミを下へ落としつつ、上にでてきたのをふうふうと吹き飛ばすとー
これだけゴミがでました。
まだまだ心配です。 そこでごまを洗うことにしました。 母はごまも全部浮いてしまってうまくいかないと言っていましたが・・・・・
たしかに3分の2以上浮いてきました。 これは実が充実してないということなんでしょうか。 これを捨てたのでは取るところがありませんから、せっかく浮いてきたゴミと一緒にまたすくい上げました。 水は薄黒くにごりましたから、ほこりは取れたと思います。
なるべく平らに広げて、ときどきまぜて、短時間で乾くようにしました。
それでも見たところゴミがあるようなのです。 う~ん、どうしたら??
ちょっと見たいテレビ番組があった日、わたしはごまの入ったざると白いトレーとを準備してテレビの前に座りました。 へへへ、わたしはながら族なの。 何もせずにテレビに見入ることなどできません。
ごまを白いトレーに入れて、ひとつひとつ手で取り除く作戦です。
ひとつまみのごまをぱらぱらぱらとトレーに落として広げます。 すると
ありますね。 どれがごみだかわかるかな。
そのうち手が静電気を帯びてきたのか、ゴミに指を近づけると、ぴょんと跳ねて縁の方にへばりつくようになりました。 おもしろ~い。
これがきれいになったごまです。 白いのはゴミではなく金ごまが混じったものと思われます。
これでカップ2はいほど。 ゴミはほんのわずかでした。
見たかったテレビ番組は終わり、次の番組も終わり、その次の30分番組も終わる頃、ようやく出来上がりました。
母は、「あんた、せわない(簡単な)わい。 来年はあんたもお植え。」と言いますが、
どこが? って感じ。 でも植えてみましょうかね。
まだ金ごまのゴミ取りが残っています。 これはまた、別のテレビを見たい日にー