見てください、この大きなダリア。 皇帝ダリアです。
今年の春植えたものの、なかなか大きくならずやきもきしましたが、秋になってぐんと背丈が伸びました。 もう3メートル近くあると思います。 そして11月7日に花が1輪咲いたと思ったら、3、4日ほどでこんなにたくさん開きました。
初めてこの花を見たのは3,4年前、通勤途中でした。 屋根ほども高いひょろっとした茎に見なれないピンクの花。びっくりしました。 最近はよく見かけるようになりましたね。 草花に似合わず壮大なところが人気なんでしょうか。
下の方でうつむき加減に。
上から見下ろすように。
どれも下を向いて咲いていますが、見上げるのにはちょうどいいですね。 ひとつひとつの花自体は特別華やかというわけではありませんが、一度にたくさん咲くし、つぼみがまるで鈴をつけたようでかわいいのです。
花の大きさで言えばこのダリアでしょう。 子どもの顔くらいの大きさがあります。
「黒蝶」という名前だそうです。 色はとてもシックな暗紫色。
実家の近くのなんでもない空き地に無造作に咲いています。
実は、「コクチョウ」と聞いたとき、わたしは「黒鳥」だと思ってしまったんですね。「はきだめに鶴」ならぬ「空き地に黒鳥」かあ、なんて。
存在感のある花です。 この大きさは「蝶」よりも「鳥」がよく似合うとわたしは思うのですが、いかが?
ダリアなんて、わたしのイメージとしてはイマイチ平凡というか、派手な造形なのにインパクト弱いというか、そんな感じだったのですが、最近ではずいぶんいろいろなのが出回っているようです。