あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

吉野川ハイウエイオアシスで徳島土産を

2008-11-05 22:36:23 | 旅行

 庭園鑑賞を楽しんだわたしたちは、「そごう」へ行くことにしました。
 そごうってなつかしい。 かつて松山にもいよてつそごうというデパートがあって、市民に馴染んでいたのですがなくなってしまいました。 あれってどうしてなくなったんだっけ? もう思い出せないほど昔だったかなあ。


 ところがそごうの駐車場は満車らしく道路にずらっと待っている車が並んでいました。 帰りを急ぐわたしたちは入るのをあきらめ高速目指して走ります。


 途中、ここには寄ってみたい、というところがありました。


 吉野川ハイウエイオアシスです。 駐車場もほぼ満杯、にぎわっておりました。



  ここには、吉野川下りの船の発着所があったりして楽しいところのようですが、残念ながら夜で何も見えませんでした。


 駐車場は青を基調としたイルミネーションで飾られ、早くも年末の雰囲気がします。



 売店やレストランもあって、売店では四国四県のお土産を買うことができます。


 徳島のお土産といえば・・・・



 まずこれでしょう。 昼間食べたところですが、また買ってしまいました。 一緒に讃岐うどんも買いましたけどね。


  お土産を買うときは製造者が大事。 販売者はその土地の人でも、どこか遠くの工場で全国同じ物を作って、包装紙だけ変えて売っていることがあるからです。 本当の地元のお土産を求めてうろうろしてたら、こんなものを見つけました。



 左ーもろみこうじのもと。 これにしょうゆを加えただけでもろみみそができるのだそうです。 
 右ー地元の方が作ったクッキー。 さくさくとあっさりしてておいしかったです。 近頃手作りのお菓子は甘さ控えめでうれしいです。 一緒に買った芋きんつばはとてもあまかった~。


 最後に、これ。



 柚胡椒がある! 以前、鹿児島豚の柚こしょう焼きというのを食べてとてもおいしかったので欲しかったものです。 これは徳島土産というより高知土産だと思いますね。 


 よろこびのあまり買ったのはいいけれど、ついつい表示を見るのを忘れておりました。 帰ってから確かめたら、製造者の表示はなし、販売者は徳島のお店になっていました。 ちょっとがっかり。 わたしはてっきり高知の馬路村あたりの柚製品と思いこんでいたのです。


 今日になって、わたしのお気に入りのブログ「桑畑からのたわごと」を読んでいましたら、 桑畑さんが柚胡椒を手作りしたことが書いてありました。


 おお~、柚胡椒って自分で作れるのね。


 しかも材料は青唐辛子と柚だけ。 
 青唐辛子ならまだ畑にいっぱいあります。 産直市場に行けばそろそろ柚も出てるかな? これはぜひ作ってみなくては。 できたらまた紹介しますね。
 ところで柚胡椒と柚唐辛子ってどうちがうんでしょう? 


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本願寺展と庭園散歩

2008-11-05 00:44:03 | 旅行

 昨日、「いかがわしい宗教団体」などと失礼なことを書いてしまいましたが、本願寺展はしごくまじめな格調高い展示会でした。 
 入ったところに親鸞聖人の体内仏の入った木像が安置され、次に親鸞聖人の生涯を描いた伝絵が飾られていました。 照明がぎりぎりまでおとされているので、なかなか見にくいものではありましたが、これで大まかな生涯がわかりました。 そのほか直筆の書状とか、本願寺の歴史とか、親鸞に始まる本願寺の系図とか、100点以上のものが展示されています。 
 ふすま絵とか天井絵とか、緻密な彫刻の欄間とか、興味深いものもありました。 本願寺の歴史もざっとわかりました。 
 残念ながら、展示の大半を占める書物や書状についてはちんぷんかんぷん。 でも、1時間ばかりじっくりと鑑賞してきました。


 博物館内のセルフ式のお茶がとってもおいしかったです。 


 ちょうど見終えた頃に館内放送がありました。 どうやらボランティアガイドの方が、庭園を案内してくれるらしいです。 


 わたしたちは一番乗りで集合場所に来ました。 他の人を待つ間に、気になっていたことを訊ねてみました。 それは、



「徳島城はどうして建物が残ってないのか。」


ということです。


 空襲で焼け落ちたと思いきや、なんと明治になってから藩主自らが取り壊してしまったのだそうです。 徳川末期、幕府側だった蜂須賀氏は、明治政府に恭順の意を表すため進んで版籍奉還し、城を壊してしまったというのです。 使われていた柱などの材木は商人などに売られて散逸してしまいましたそうな。 もったいない。
 


 そして、藩主の書院の庭だけが残ったというわけです。



 ガイドの天野さんについてぞろぞろと庭園巡りをしました。 天野さんはわざわざ京都まで行って庭園の勉強をしてきたそうで、博識で説明はわかりやすく楽しいものでした。 その天野さんによると、この表御殿庭園は、「いつまでも見飽きない庭園100選」で10番目にランク付けされているそうです。


 以下、一生懸命話を聞いて書いたつもりですが、はやくも記憶が・・・・・
 間違っているかもしれません。 


 都会のオアシスのような風景。 長く見えるのは自然石でできた橋で、日本一長いそうです。 さらに左には切石でできた橋があって、こちらは日本で2番目に長いそうです。



 ここの庭園は蓬莱式(型?)だそうです。 蓬莱式にはおきまりのものがあって、その一つは船石。 宝を積んで帰る宝船に見立てた石です。



 それから、おめでたいつるとかめの石。 亀石は4カ所くらいあって、どこからでも亀が見えるようにしてあるとか。 無理矢理見ればどれも亀に見えなくもないけど。
 それと洞窟。 蓬莱には仙人の住む洞窟があるからだそうですよ。


 石で水墨画のような滝と深山を表しています。



向かって右側の方は枯山水の庭



 左側は、「心」の字をかたどった池になっています。



 ぐるっと一周して、 いつまでも見飽きない庭のわけがわかりました。


 阿波の青石を主とした山の石と、海水に浸食された海の石



 芝生の中の飛び石の模様も様々



 おもしろい形や模様の石がたくさん使われていて、説明を聞きながら、目はきょろきょろとしておりました。


 庭園の隅で菊花展が開かれていました。 本願寺展を見た後では、菊の花が仏様に見えてしまいます。


 ーつづくー


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