あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

おいちぃ~ ブルーベリー

2012-09-18 22:42:14 | 野菜・果物・料理など
 その茂りように、うちにやってきた甥っ子がびっくりしたブルーベリー



 我が家に3種類あるブルーベリーのうち、最も実が小さくて、たくさん成る木です。植えてから10年くらいはたっていると思いますが、年々その勢力を広げ、今では、どこぞの荒れ地に生えている藪のようになっています。その実の多さたるや、どれほどのものか。



 梅雨の終わり頃から熟れ始め、雨でおいしくないなあなんて、畑仕事をしながらつまんでおりましたが、その後のかんかん日照りでぐんとおいしくなりました。ただし、水分不足のためややひからびぎみ。食べると口の中がもさもさするみたいな・・・
そして9月に入って、雨と晴れとが交互にやってくるようなお天気になって、ひからびた実もふっくらと、そしてあまくおいしいブルーベリーになってきました。
 なんと2ヶ月間もおいしい実を提供してくれたんですよ。 驚異のブルーベリーです。

 今では


 実もまばらになってきました。
 というのは、このおいしさを知った孫が、暇さえあればここへ来て食べるからなんです。もちろんだれか大人をお供に連れてです。
 
 はじめは一粒一粒もいでは口に入れていた孫は、2ヶ月たった今では大人にいっぱい実をとらせて、それをわしづかみにして食べることを覚えまして・・・
まだほんの少ししかしゃべれない孫が、初めて覚えた、そして唯一の形容詞が
「おいちい~」

 というわけで、今年はみんなが生食三昧。ジャムもつくっていませ~ん。

 ちょうど同じ頃、もうひとつのブルーベリーが食べ頃(のような色)になったのですが、



 これが酸っぱくて渋くて、とてもまずいの。 見た目は青い色が涼しげでとてもきれいなんですけど。

 あんたは鑑賞用かい

 文句の一つも言いたくなるほどのまずさなんです。これは孫も食べようとはしません。

 みんながちまちまと小さい粒を口に入れているのがばれたのかしら。知り合いのブルーベリー農家さんが大粒のブルーベリーをくれました。



 右のちっちゃいのがうちの、左のが、いただいたものです。
 これと同じ種類のが、うちにもあります。でも、うちのは梅雨明けにはおなかの中に入ってしまってたんだけどなあ。上手に育てたら今頃まで成っているんでしょうか。

 負け惜しみじゃないけど、味は大粒のに負けないわ。ただ、大きいだけあって食べ応えがあります。これぞブルーベリーっていう感じ。
 この大粒のブルーベリーを一口食べて、孫は、今までになくしみじみと

 おいちい~

 といいました。
 
コメント (10)
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