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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

春の山菜

2021-03-19 09:37:10 | 野菜・果物・料理など

産直市場に春の山野草が並びだしました。

三月初めには、つくし タラの芽 ふきのとうが早々と並び、最近は

 たけのこ(まだ高い!) わらび(もう!まだ3がつよ)。 ツクシ(頭が開いてしまってる。)はまだあります。

 つくし・・・・散歩道にもいっぱいあるけど採りません。犬を飼っている人な分かると思うけど。わたしは畑の中の除草剤のかかってない場所で少しだけ採ってきました。

 頭を出したばかりのツクシ。本当はこんなのだけを採りたいところ。

 
 頭が開いて胞子を飛ばそうとしています。けれどこれくらいはまだ大丈夫。



 こうなると、口の中がもしゃもしゃするだけで、ツクシを食べる値打ちがありません。ツクシ好きの母は、頭をのけて芯だけ食べたらいいと、残さず採っていましたけど。
 
 




 どれも開きかけ。今年は季節の進むのがずいぶん早いようです。

 タラの芽・・・・柿にかわって栽培する人が増えてきました。なのでいつも買っています。自生のタラの芽に比べたら香りは薄いと思いますが。

 ふきのとう・・・畑の隅にいっぱいあったのだけど、夫がトラクターで撲滅してしまいました。畑が四角でなく隅っこがかけていてもいいと思うけど、四角じゃないと気が済まなかったみたいです。かといってその辺まで作物を植えるわけでもないのに、と、わたしは文句を言いましたがあとのまつり。以来1本も生えてきません。こんどこっそり植えておいてやろう。

 なのでふきのとうも買ってきました。 右下のがタラの芽です。

 春に一度は食べたい山野草の天ぷら。今回はにんじんの葉も手に入りましたのでそれも一緒に。

 

 本当はヨモギの天ぷらも作りたいところです。道ばたに柔らかくておいしそうなのが生えているんだけど、ツクシと同じ理由で採りません。

 ツクシは天ぷらにはしません。一度やってみたら水分が多くてべちょべちょになってしまいましたから。

ところが、ふきのとうのパックをあけてがっかり。これ、伸びすぎでしょ。



 ああ、よく確かめればよかった。今頃までふきのとうがあるのがおかしいのよね。それに、戸外で採取したのはやっぱり心配です。(理由はツクシと同じ)野草を食べるならやっぱり自分で採ってこなくては、と反省しました。

 ところがどっこい

 天ぷらにしてみると、意外にもあの伸びすぎたふきのとうがかわいくて

 これね、油に入れるとぱあっと花のように苞が開くんですよ。

 
 
 この開いた部分がめちゃくちゃぱりぱりでポテトチップスよりもさくさくしています。ほんのりとふきの香りとわずかな苦み。
 

 花の部分はもちもちとしていますので、天ぷらよりも他の使い方がよかったかも。苞のかけらが混じった衣が余ったので、キャベツをどっさり入れてお好み焼き風に焼いてみました。わずかな苦みと香りが風味のよいキャベツ焼きでした。これ、本格的にやってみたらおいしいかも。

 ツクシはさっと茹でて一回は混ぜご飯に、もう一回は普通に売られている山菜の水煮と一緒に山菜おこわにしました。

 春の山菜ってほんの一時のもの。それを年に一度でも食べられるって、ある意味贅沢だなあと思うのです。

 ただ今年はツクシがずいぶん早くでて、もう食べられないなと思っていたのに、お墓掃除に行って、近くの畑にまだまだ頭の開いてないのが生えているのを見つけました。例年だとこれが普通の出方なのです。

 それでついつい採ってきてしまいました。わたしも母に似てきたなあと思いながら。

コメント (4)
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