あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

何というさくらかな?

2021-03-30 09:00:32 | 植物

 熊野神社

 

 近くの神社のそばにあったのを遷宮したそうで,コンクリート製の小さな社があります。狛犬の方がずっと大きい(

 



 以下、 夕方に立ち寄りましたので写真が暗いです。

 近くの集会所には車が4,5台。どこからでも見えるピンクの小山は年々訪れる人が増えているようです。

 山の上の方からは子どもの元気な声が響いてきました。

 よし、今日はあの上の方まで行ってみよう。

 さくらがびっしり

 



 枝の行き場がないのか、上へ上へと伸びていました。

 
 さくらの向こうにもまたさくら



 そして花の間から見える下の景色がなかなかきれいでした。

 



 
 ビニールハウスが多いですね。そしてその向こうにもサクラが並んでいます。



 で、この花なんですが・・・・



 どうもソメイヨシノよりは早く咲くらしくて(たしかに近くの文化会館のさくらはまだつぼみが多かったです。)どなたかがブログで花の種類を「陽春」と書いているそうなのです。

 う~~ん 信じて良いものか?

 翌々日、また松山市へ行きましたので途中この場所に寄ってみました。



 まだ小さい木が植えられています。そして1本だけある陽光桜と同じ頃に花が咲きます。上の方に1本だけあるさくらは何なのか確認していませんので悪しからず。

 わたしの知る限り、はっきりと「陽春」と明示されている木はこれだけです。 

 



 これによると、1988年、陽光桜を世界中に贈り続けた故高岡正明さんによって発見され、 「陽春」と登録されたのが1990年。看板の設置された平成21年(2011年)にはバイオ技術で増やされた幼木に花がついているとあります。名前の登録と同時に苗木がバイオ技術で増やされたとしたら、約30年前に陽春が存在したことになります。熊野神社にさくらを植えたのも約30年前。ソメイヨシノより華やかで元気という陽春が、親木のふるさと丹原町にいち早く植えられた可能性はあります。結局、熊野神社のさくらが何なのか、わかりませんでしたが、まあいいの。花が美しいことに変わりはありません。
 
 
 陽春の原木は寿命が尽きて今こんなになっています。
 
 


 昔は木が生えている場所より高いところにあるこの道を行くと、さらに高いところに花が咲いていました。今はあとつぎのさくらの花の上の方が目の前にあります。
 色の濃いのは陽光桜です。





 遠くに中山川の河川敷に植えられたさくらが見えました。
 
 
 あそこも木が大きくなってさくらの名所になりつつあります。
 
 わたしはもっと陽春桜の花に近づきたいと思い、下の道に降りてきました。
 

 車1台がやっと通れる道ですが、昔は何台かここに車を停めて見物する人がいました。この日はわたし一人。遠慮なく車を停めて観察できました。

 

 たしかに、花の付き方がぼってりと重たそうな気もします。

 もっと近くで撮れないかなあ。斜面を登っていったら木に近づけるんだけど。そこでよっこらしょと斜面によじ登りかけてはっと気がつきました。

 自分の歳のことを考えなければ。誰もいないこの場所で、転がり落ちたらどうするの?

 若いときなら難なく登ったであろう斜面を見渡して、頼りになりそうな木や草もないことを確認して、登るのをあきらめました。

 最大にズームUPしてこれです。

 やれやれ、残念。

 

コメント (2)
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