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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

お彼岸なので

2021-03-23 00:50:11 | 野菜・果物・料理など

 ぼた餅を作りました。弟にもらった餅米と小豆で。いつも弟は原材料をくれる人、わたしは加工してお返しする人。

 餅米とうるち米を混ぜて炊飯器で炊くのですが、いつも適当です。つまり自信を持ってこれ!というレシピを持ち合わせていません。それで今回は5.5:3.5くらいだったかな? もうちょっと餅米が多い方がよかったです。

 小豆は一袋全部炊いて、赤飯用とあんこ用に分けて冷凍していました。

 あんこで餅をつつむときわたしは、

 皿にラップをしいて餡を薄くのばし(中央は透けない程度にうすく)

 

ラップごと包みます。あら、ぼけてますねえ。


 茶巾絞りのように丸めて、ラップを取ると、むらなく包めているというわけ




 誰かにあげるときはラップのまま容器に。こうすると手は指先がちょっと汚れるだけ。容器からも取り出しやすいです。

 今回は餅とあんこの量がちょうどよかったです。いつもどちらかが残って冷凍することになります。娘たちと弟方とうちと一人2個ずつ+仏様2軒分ができました。

 さてもう一つ、墓掃除の時に摘んできたツクシも料理しました。

 



ツクシは袴をとるのが面倒ですが、わたしは袴の部分をちぎってすてます。どうせ長いのも短く切るんだし、少々長さの違うのは気にしません。

 さっと茹でてから

 椎茸とにんじんと一緒に出汁と砂糖、醤油で味付けして

 ツクシのまぜごはん

 



 ツクシのたまごとじ(あまりおいしそうに写せなかったから写真はなし)味はいいんだけど・・・ほんのり苦みがあるのですが、これがツクシらしい味わいです。
 
 お彼岸のせいか、亡き人のことを思い出します。
 母はツクシ摘みもワラビ採りも大好きで、食べきれないほどのツクシを取ってきては父と袴をとり、茹でて冷凍してわたしにも分けてくれましたが、冷凍のひとかたまりというのが握り拳2つ分ほどもあってそれを一シーズンに2回も3回もくれるのです。
 夫の母はつくしを採ってきたのを見たことがありません。「草なんか食べん」と言う人でしたから。わたしが料理すれば食べていましたけど。
 そうそう、母はぼた餅や草餅などもしょっちゅう作ってくれたのですが、晩年になってから「わたしゃあんこはきらいなんよ。」と言われたときには仰天しました。あれほどたくさんお餅を作ってきたのに・・・わたし、60年もそのことを知らなかったのですよ。

 で、ぼた餅のお返しにまたもらってきました。

一寸蚕豆(いっすんさんとう)・・。一粒が大きいそらまめです。ちょっと実が入りすぎて爪の色が変わりかけているというのですが、大丈夫、夫はこんなふうに堅めの豆が好きなんです。

 赤いみかんのようなのはタロッコ(ブラッドオレンジ)これは南予の柑橘農家さんから箱買いしたものだとか。



 皮は固いですがなんとか手で剥けます。中身がまさに血のような色で最初はちょっと勇気が要るかも。けれど酸味も甘みもあって濃厚なおいしさです。

 

追記 すごいぞツクシ

 今日の新聞にツクシについての記事が載っていましたので紹介します。

ツクシの栄養について

 ツクシフラボノイド・・・抗がん作用 美肌作り 老化防止などの効果 さらに花粉症などのアレルギーを予防

 抗酸化物質のビタミンE ミネラルが豊富・・・アンチエイジング効果

 春野菜の中でもβカロテンが多い 

注意点

 植物毒のアルカロイドを含むのでたくさん食べるのは避けた方がよい。普通の量なら心配ない。

 わたしが無意識にツクシを少なめにとって他の野菜でかさ増ししていたのは正解だったのかも。(単に袴をとるのが面倒なだけだったけど)

 そしておいしいのは頭の部分で、開いてないのを食べるといいそうです。前々回「春の山菜」のツクシの写真を参考にしてください。

 

コメント (4)
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