城を出た後は近くの天赦園へ。天赦園は7代藩主伊達宗紀公の隠居所として造園された池泉回遊式庭園です。敷地の三分の一が池だとか
ここは花菖蒲と白い藤が有名なんです。 毎年必ずニュースになるところ。 今頃行って見所はあるんだろうか、なんでここをえらんだかな? けど、よく知っている割には行ったことのない場所なので、一度どんなところか見てみるのも悪くないな、くらいの気持ちで行きました。ヨウコは早くホテルに行きたくてたまりません。今行ったってチェックインの時間じゃないんよ、入れないんよ、となだめなだめ入場しました。
駐車場の松が、風格があってさすがです。

しかし、冬枯れの庭園は、緑と茶色以外、華やかな色がありません。


池の鯉ですら、黒鯉ばかり。
ただ一つ赤い色

その向こうに見えるのが有名な白玉藤の棚です。この藤は垂れ下がらずに上に向かって咲くのです。この太鼓橋風の棚が白い花でうまったらところはすばらしくきれいなんですが(テレビで見ただけ)

その頃には人でも多くて、こんなにのんびりとは歩けないでしょう。何もなくて子どもにはつまらないだろうから早々に引き上げるつもりだったわたしたちですが、誰もいない庭園を、ケイタは思いっきり走り回りました。そして意外なことに冬枯れの庭園を楽しんだのです。それは

その頃には人でも多くて、こんなにのんびりとは歩けないでしょう。何もなくて子どもにはつまらないだろうから早々に引き上げるつもりだったわたしたちですが、誰もいない庭園を、ケイタは思いっきり走り回りました。そして意外なことに冬枯れの庭園を楽しんだのです。それは
鯉のえさやり。
漁から帰って来た漁船のいけすみたい。

ぱらぱらとえさを撒くと、くるわくるわ、他の鯉を押しのけ、のし上がり、えさを奪い合う姿にヨウコとケイタは夢中になっていました。えさにありつけない鯉を見つけて撒いてやってもとろくさいその鯉は横取りされ、何もいないところに撒いても、どうやって察知するのか、遠くから列をなして押し寄せて来て、そのすさまじいこと。それがおもしろくて大人までも夢中になりました。空でトンビがえさを狙っていましたよ。受付で気をつけるように言われました。
さあ、ホテルに行こうというヨウコをまたもや説得してきさいや広場にやってきました。

渋々車を降りた子どもたち、今度はお父さんにお菓子の詰め放題をさせてもらって大喜び。けれどロイズのソフトクリームは寒くて食べる気になりませんでした。残念、滅多に手に入らないのに。
ここでお土産を買って、いよいよ宿に向かいます。
ここでお土産を買って、いよいよ宿に向かいます。