沖縄旅行2日目 午後の予定はフクギ並木散策と瀬底島
フクギ並木は集落の家々を囲む防風、防火林だそうです。 朝ドラの「ちむどんどん」の撮影にも使われたとか。(私は見ていません) 方角としては、もう一度ホテルのほうに逆戻りします。
ところが、
植物園の出口がわからない。もと来た方へ引き返し、また引きかえし・・・結局一番端っこから出ることができましたが、道は大渋滞。親切な人に割り込ませてもらって、普通なら5分ほどで着く距離を15分くらいかかって着きました。この渋滞、美ら海水族館の駐車場へ入るための渋滞でした。早めに入場しててよかったぁ。
フクギ並木の、駐車場から一番近いわき道を覗いてみたところ 。
なんだかいい雰囲気。ワクワクします。

並木をまっすぐ行って備瀬埼海岸までは30分はかかりそうです。ここへくる前、ウマオと娘が、「走ろうか」と冗談で言ったところ、トラオは「おれは、ばあちゃんと牛に乗る。」と言ったそうで、それを聞いて大笑いしました。 今日は牛さんはお休みだったのかな。つながれてのんびりしていました。歩くにはちょっとだけしんどい。だってすでにさんざん歩いてきたんですから。 なのでレンタサイクルに乗って15年ぶりくらいのサイクリングです。いや、石見銀山に行ったときちょこっと乗りましたからそんなにも経っていないけど、よろよろ運転にはちがいないです。
後ろから娘が撮ってくれた勇姿?はがっかりするほど年寄りっぽくて(当たり前だと娘に言われた)とてもご披露できるものではありませんでした。それに・・・・なんだかサドルが小さいねえ~ いやおしりが大きいのか。それにしても・・・・
わたし、自転車のチョイスを間違えたみたいです。背の高い子供用だったのだと思います。高さは合わせて調整してくれるのでママチャリを選んだらよかった。とっても不安定で乗りにくかったのです。タイヤが小さくてしんどかったし、おしりも痛かったです。
ともあれ目当てのおそば屋さんに行ったら満席なので私たちは先に海岸へ行くことにしました。席が空いたら電話してくれることになっています。 海岸については後で述べるとして
このフクギ並木、時間がたつにつれて人も車も増えて来て、わたしのおぼつかない運転では危なくてしょうがなかったです。並木は縦横にあるのでしょっちゅう横道からぱっと子供がでてくるし・・・レンタサイクルの管理をしているおじさんは横道に入ると迷うからメインの通りだけを行くようにと忠告してくれましたが、はじめに見たあの雰囲気を味わいたくて、自転車を返した後で一本裏の通りを歩いてみました。

人通りも少なく、気持ちの良い道を途中まで歩いて引き返しました。

この木は何の仲間かな? 私の知っている木に似たようなのがありません。
根元はこんなにごつごつしていて

葉っぱはタイサンボクを小さくしたみたいなのです。

二本の木が寄り添うように立っているところから夫婦福木と看板が立っていました。 この並木は個々の家を仕切るためなのであまりずかずかと踏み込まないのがマナーだと思います。さしずめうちの方で言う「杉垣」の役目をしているのでしょう。

並木は備瀬の海岸にそって続いています。多分横道を突き進めばどこからでも海岸に出られたでしょうが、私たちは並木の入り口まで行って、そこから海岸を目指しました。
お天気が少し回復したので海の色が明るくなっていました

ここからも伊江島が見えました。右奥には灯台も見えますが、時間がかかりそうなのでこのあたりで生き物探し。
ごつごつした磯でした。

黒い貝がびっしり。


巻貝も沖縄ではカラフル

見たことのない貝ばかりです。
ゴカイの仲間かなあ。
長くてシマシマで。初めて見ました。

これはこの後行った瀬底島のビーチで見つけた貝。こんなにいろいろな模様があるなんて!


瀬底島には瀬底大橋という橋を渡っていきました。


まあ、水のきれいだったこと。

波打ち際を撮ってみました。

どこまで水がきているかわかりますか? この透明感。
そしてサンゴで形作られた小さな洞窟


さらさらとした細かい砂と点在するサンゴのかけら

そういえば昔、サンゴの砕けたのを「星の砂」として売っていましたっけ。娘たちが小学生のころ沖縄に来たことがあって、買って帰ったように思います。
ところで、沖縄には「サンゴ染め」という染物があるそうなのですが、それに使うのが上のお饅頭みたいなサンゴのようです。でこぼこが面白い模様になりそう。
私たち、瀬戸内海の多島美を見慣れているし、しまなみ海道も渡っているし、で、景色そのものはまあ、こんなものね、という感じ。すみません、冷めた感想で。実はわたしは別に行きたいところがあったので、もっと時間が欲しかったのです。
私たち、瀬戸内海の多島美を見慣れているし、しまなみ海道も渡っているし、で、景色そのものはまあ、こんなものね、という感じ。すみません、冷めた感想で。実はわたしは別に行きたいところがあったので、もっと時間が欲しかったのです。