「愛の山」と呼ばれる、幹線道路に近い山。丘と言った方がよくらいの低い山です。そこに今年も白い花が咲きました。これが気になるんですよね。気になり始めたのはずっと前、調べてみたら2019年でした。

去年は何故か花が目立たなくて咲いたのか咲かないのかわからないうちに季節が過ぎました。2019年は、5月はじめに咲いたと書いていました。今年は4月半ばから目立っています。
愛の山以外の場所には見当たりません。わたしはずっと名前が分からなくて悩んでいたのですが、今年こそは突き止めようと思いました。
日曜日(23日)ウマオに、愛の山に行こうた誘ったら、自転車なら行くといいます。わたしは即座に却下。あんな遠くまでとんでもない。それに上りはともかく、あの曲がりくねった坂道を転がり下りるなんて。わたしは一人で近くまで行ってみました。
もう少し、もう少しと粘ったのですが



ここまで。
近くにこれを見られる木がありません。急いでいたし日を改めることにしました。
火曜日、また回り道して、先日一番近くに見えた木のそばに行きました。


やっぱりわかりませんねぇ。木の姿や花の形がわからないことには、名前もわかりませんもの。
帰り道、民家の庭によく似た木が。

こんもりした感じがよく似ています。

葉っぱを見ると、カナメモチかな?

いや、あの花はカナメモチじゃない気がします。山のは、花が盛り上がって房のような気がするのです。
水曜日、桜三里のヤマフジが終盤なのにきづいて焦りました。早くしないと花がなくなってしまう。そこでまた、回り道をしたのです。ようし、今度は鉄塔まで行ってみよう。
とはいえ時刻は4時過ぎ。山に分け入るには寂しい時間でした。
と、向こうに?

ワオー
これぞ探していた花に違いありません。道の端にはラインができるほど積もっているのです。あんなにも遠くからでも白いのが目立つのだから、このくらい散っていても当たり前。

み上げてもはっきりとは分かりませんがやはり房状に見えました。

落ちている花のまあ、愛らしいこと。

花びらが絶え間なく降り注ぐ木の下で少し花を拾って帰りました。が、
さあ、ここからが大変でした。引き返すには、鉄塔まで行って方向変換しなければなりません。
前に登った時は気付かなかったのですが、途中で舗装が切れていたのです。しかも小さい落石がゴロゴロ。轍の窪みが深く、車の底を擦りそうだし。しかし、そこにいくしかありません。
やっとつきました。ホッとしました。

狭い空き地で方向を変え、帰る途中、

散り始めたばかりの木を発見。


狭い空き地で方向を変え、帰る途中、

散り始めたばかりの木を発見。

やはり房のようです。そう、これで以前はアオダモかと思っていたのですが、一つ一つの花をみると、ちがいました。
向こうに花盛りの木


この木は、多分クロバイだと思います。4年間の謎がやっと解けました。
白い花はまだまだだあるのです。畑の隅にぽつんと植えられていたこの花。


最近あちこちに広がっているこの花




ヤブニンジン?いやヤブジラミか?
そのうち白い花は特集を組みましょうか。