昔、守礼の門だけを見て(確か)次の場所に行ってしまったわたし。歩いてみて実に広いことにびっくりしました。本土のお城とおんなじだ~ いや、ここより狭いお城はいっぱいあります。
先ほど入ってきた場所を見学デッキから見ています。
広場の右側は城壁が低くなっており、市内が見渡せるようになっています。
先ほどの石畳と同じような亀甲模様の壁に挟まれた階段を登っていくと
展望台に出ました。
街のどこからでも城が見えるということは、城の上からも街がよく見えるということで
民の暮らしも押し寄せる敵もよく見えるということで
沖縄らしいといえば、足元には玉砂利ではなくて
サンゴのかけらが敷いてありました。
順路に従って城壁の外に出ました。
どこのお城もですが、城壁は強くて美しい。
これを見ると、昨日見られなかった世界遺産の城址群が想像できて、あきらめることができました。昔来た時はここまで入らなかったものですから、これほど素晴らしいとは思ってなかったのです。
また別の門をくぐって外へ。
3日間天候は不順の予報でしたが、良い天気になってきました。しかも、腰痛・右足のしびれ・左かかとの腱鞘炎という3重痛だった私の足はー
昨日1万歩以上歩いたにもかかわらず絶好調。旅は佳境に入っています。
城壁の外側の道を歩いていると、クワズイモの花と実を見つけました。
テンナンショウのような実がつくんですね。
道端に大アカギの木があってびっくりしました。え?こんなところに?
でも私の思っていた大アカギではないようです。これは枯れたアカギでした。戦前は枝が城壁に届くほど大きかったそうですが、戦争で焼けてしまい、その枯れ木にアコウという植物が着生しているのだそうです。これはこれで歴史を物語る貴重な木でした。
さらに行くと右手にかなり急な下り坂がありました。
娘とトラオが行ってみたところお寺だったそうです。ということは円覚寺跡かな?首里城周辺には歴史的な、魅力的な場所があちこちにあって、時間があれば是非行ってみたかったです。
が、ウマオの第一希望、「金城ダム」へ行かなくてはなりません。事前に調べたところ歩いて行けるのではないだろうかと思い、清掃のお仕事をしていた人に聞いてみました。(なぜか清掃の人に声をかけることが多かった)
すると、歩いては行けない、あの山を越えた向こうだというではありませんか。それじゃ急ぎましょう、ということで駐車場へ帰ることにしました。
ここへきてまたまた駐車場トラブル。今度は私が、駐車場がわからなくなってしまいました。先を歩いていた娘たちを見失ってしまったのです。順路に従って歩いていただけなのに・・・・