あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

秋のロングドライブ 早明浦ダムからUFOラインへ

2023-10-26 10:37:00 | ダム巡り
 秋晴れの日曜日、トラオと母はコンサートに、ウマオと父はドライブに出かけました。私はウマオについて一緒にドライブしてきました。これがー
一日を終わってみると、とんでもなく長いドライブになっていたのです。
 
 ウマちゃん、どこへ行きたい?
 早明浦ダム。即答。
 今頃なんで早明浦ダム?
 
 早明浦ダムは、渇水期には必ずニュースになる、四国の水瓶です。湖底が見え出すと、わざわざそれを見に行ったりしますが、まだ渇水もそこまでではなく、紅葉には早いし、すでにダムカードはもらっているし、ウマオの考えることは分からないなあ。が、希望通りに行くことにしました。

 参考までに地図を載せておきます。

 
 ウマオパパはわざわざ高速道路で行きました。地図の水色の道です。時間的には最速ですが距離的には青い道の倍はありそうです。赤い点はわたしがつけた、道の駅木の香あたり。
 早明浦ダムからは山の中の青い道を赤い点の所まで帰ってきました。もうこれだけで相当走っていますが、ドライブはこれだけではなかったのです。

 大豊のインターで高速を降りて山道を走っていますと、細い橋のようなものが見えました。ダムのようには見えません。が、ウマオはそこへ寄りたいといいます。すでに通り過ぎていたのを引き返してきました。
 古くて細い橋のように見えますが、これがダムでした。ウマちゃん、なんでこれがダムだと知ってたの?

山崎ダム




 早明浦ダムの下流にあって、下流の水量を調整するためのダムだそうです。
 こうしてみると古い橋にしか見えないけど



 横から見ると、赤いラインが緑に生えてなかなかいい姿です。



 水がきれい。






 なおも山道を行くと早明浦ダムが見えてきました。
 こちら側から見るのは初めてかもしれません。ダムの側に公園とクライミング施設がありました。


 そこの駐車場に車を止め橋の上からダムを眺めました。


 なんだかすっきりとしてかっこいいダムでした。

 しかし、左の方に足場が組まれ、クレーンが見えています。工事中で管理事務所まで行くことができませんでした。ダムカードをもらうためには、ダム湖の反対側に行って道の駅でもらわなければなりません。


 早明浦ダムは貯水湖が竜のような形をしているらしいです。上空から写したカードもあるようです。参考までに見てみますと確かに竜のような形です。



 湖岸がまるで竜の棘のギザギザになっています。それが白いのは、湖岸の岩が剥き出しになっているからだと思われます。
 実際湖の景色を見ると
 ちょうどいい場所で写真を撮れなかったのですが


 山がプリーツを折りたたむように入り組んでいるのがよくわかります。


 道の駅早明浦でダムカードを貰いました。 へぇーラッキー
 今ダムの1部を改修中で、特別仕様のダムカードでした。





 そのままダム湖に沿って走り、194号線の道の駅木の香まで走ってきました。
 木の香は先月も瓶ヶ森林道へ行くときに寄りました。馴染みの道の駅です。ここで昼ごはんを食べ、さらに寒風山登山口へと続く道に入ります。
 寒風山登山口に駐車場があります。車でいっぱいでした。瓶ヶ森林道、いわゆるUFO LINEはここから始まり、土小屋までを言うようです。ウマオパパは、瓶ヶ森付近の紅葉がいい感じになっているのではないかと言うことです。素敵、ドライブ大賛成。
 しかし、今日は車がとても多いとか。

 去年秋のフラワーウォッチングではまだ色付いてなくて、咲残った花などを観察したのです。瓶ヶ森の紅葉を見るのって初めて。
 道端の木がきれいなのを見て、期待が高まります。


 しかしー

 土小屋方面に向かう私たちに対し、反対から降りてくる車のすごかったこと。もう周囲の紅葉を見るどころではありません。午後3時近く、山を降りる車とおそらく100台近くすれ違いました。

 県外ナンバーばかりだねえ。
 僕らだって県外ですよ。
 あ! ここは高知県か。

 すれ違うといっても簡単ではありません。車のCMで一躍注目された、あの、素晴らしい眺めの道はほんの数キロ(2.3キロ?)あとは鬱蒼とした森のトンネル。軽の車同士ならへ何とかすれ違える場所もあれば、どうしてもどちらかがバックして譲らなければならないところもあります。サイドミラーを折りたたまなければすれ違えない時もありました。

 CMで流されたのはこんなところだけね。




 やってきた道はというと




 これがトンネルを抜けた所です。

 それでもこれだけ車が降りてしまったら、見晴らしのいい場所はきっと空いているに違いないと期待していきました。

 景色が良くて車を止めて写真撮影できる場所は限られています。なので、1番綺麗なところを写すと言うわけにはいきませんでした。

 私は結構きれいだなぁと思ったのですが、毎年山の紅葉を移しに来るウマオパパに言わせればいまいちなんだそうです。
 これでも?


 
 右下に工事用のショベルカーが見えました。偶然なのでしょうが、重機の色も紅葉の景色に溶け込む、赤と黄色。
 
 そう言われてみれば、道より下はもう少し後かな?という感じ。





 が道の上は、色づいているんじゃない?



 石鎚山連峰では紅葉は上から降りてきます。垂直に変化が見られるのが面白いと、去年のフラワーウォッチングでききました。



 本州の山々の壮大な紅葉に比べると、スケールはうんと小さい。そのかわり、針葉樹の緑と、多様な紅葉樹の木々の色が織りなす繊細な景色が魅力だと思います。



 向こうに見える烏帽形の山は、子持ち権現。


 道は、石鎚山登山口のある土小屋まで続きます。そして、中予側から土小屋に通じる石鎚スカイラインへとつながっています。


 所々で車を降りて写真を写しましたが、ウマオパパはカメラを出すこともせず、運転手に徹して走ってくれました。
              続く
















コメント (4)
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