と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

古本の話

2008年08月24日 20時51分56秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 よく本の話をここに書き込みしています。時々、どこで買ったらいいのかとメールでお尋ねがあります。おそらく中学生の方かなと思っていますが。

 メリメの話を以前書きましたが、(人間的魅力の研究)マテオ・ファルコーネは何で読めばよいのだ?という方がおられたのです。新潮文庫で手に入ります。カルメンという書名の文庫です。今日、匝瑳市の古書店で105円で売っていましたので笑ってしまいました。こんな値段で入手できるんですから。それにしても、この作品は教育の本質をついている。親の生き方を教えてくれるなぁと思った次第です。

 ファウストも集英社文庫だと随分わかりやすくなっています。岩波とか新潮社の文庫でもありますが、中学生のみなさんには挿絵もあってこちらのほうがいいのかなって思っています。

 少数かも知れませんが、そうやってわたくしのような者にも連絡をくださって、勉強しようとされていることに敬意を表したいと思います。

 おとなになると、いつの間にか自尊心ばかり強くなって、他人が何を読もうと無関係になってしまいます。千葉黎明の民間人校長をされた先生が、ご自身の著書で言っておられたのを鮮明に覚えていますが、他人の学歴ばかり気にしたりしているのは自分が勉強していないからだと鋭く言っておられました。真理だなぁと思った次第です。
 
 そういうのとは無関係の若い方の学ぶ意欲はすてきです。打算がないからです。

 トルストイという作家もわたくしは大好きで、戦争と平和を今読み返しています。かなり構成が複雑で辟易しますが、新しい翻訳も出てきていますので、楽しくなってきました。この作家もこのブログで扱いたいと思っています。主人公のピエールの考えの受け取り方が、わたくし自身の年齢の加算と共にまた変わってきました。楽しいものです。

 同時並行でいろいろと読むのです。
 経営書も多いです。わたくしの茅屋には。むろん一番は昔から教育書。しかも小中学校のも多い。それがわたくしの仕事であります。そして、プランを練ったり、考えたりするのが仕事です。

 最近本当にありがたいのが、古本チェーン店が地方にも出て来たこと。さらに、インターネットで古本を買うことができることです。

 こころから感謝しています。
 欲しかった本がインターネットで入手可能になっているのですから。また、柔道とかブラジリアン柔術の本、DVDまで手に入る時代になりました。いちおうそちらの方でも専門家ヅラをしていますので、普段からの勉強をしていかなくてはなりません。ただし、柔道の方は高校教育とは全く接点がなく、一般だけですが。

 昨日の神田ではまっしぐらに、中国文学・思想・哲学専門の新刊書店の東方書店と、やはり国文学と中国文学関係の二宮書店に行きました。途中、明治大学の前を通って行くときに、雨が降り始めて焦りました。三省堂書店のあたりで諦めて、コンビニの傘を買いました。お目当ては、十八史略。ありました。7800円するのがたったの2000円。たいへん得した気分になりました。そのほかいろいろ十八史略の関係文献を購入してきました。こういうのが無上の楽しみなのですから、なんのおもしろみもない人間であります。

 わたくしは、生涯こういう生活をしていくのでしょう。
 それが夢だったし、やりたいことの一つであったからです。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/